2016年03月03日
フォルムの美と日本を感じる作品、付藻茄子とは?
静嘉堂文庫美術館で開催中の
「茶の湯の美、煎茶の美」では、
曜変天目のみならず、「付藻茄子」も見所の1つ。
「付藻茄子」は、足利義満の時代から伝えられたもので、
信長、秀吉、家康の3人の天下人の手を渡った品です。
大坂夏の陣の時に破損したものの、徳川家康が命じて
藤重藤元が修復したのだそう。
X線でみると修復の痕が見られるのだとか。
「フォルムの美しさ、そして縮み志向の日本の美術を、
感じてほしいですね」と河野さん。
西洋とは異った、日本美術を感じる事のできる
「茶の湯の美、煎茶の美」。
静嘉堂文庫美術館にて、3月21日までの開催しています。
この機会でこそ間近で見られる「曜変天目」の輝き、
そして「付藻茄子」のフォルムの美しさを
ぜひご覧ください!
今夜の選曲:CORRINA,CORRINA / BOB DYLAN
staff| 20:48
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