2016年03月09日
阪神淡路大震災の経験で感じた事。東日本大震災で困難を抱えた家庭の今。
今井悠介さんが代表理事を務める
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン では、
「学校外教育バウチャー」(クーポン)による支援だけでなく、
その後のケアもされています。
大学生ボランティアが、クーポンを利用するお子さんと
毎月面談をし、クーポンの利用方法や進路などの相談を
されているそう。この、ブラザー・シスター制度には、
自身がバウチャーを利用した大学生が活動に参加されるなど、
循環がはじまりつつあるのだとか。
今井さんは小学2年生の時に、阪神淡路大震災を経験されています。
「うちの家は、半壊の認定で。水道止まって。
当時よく覚えているのが、学校が再開された日に、
家をなくした何十人もの子供たちが、転校してきたんですよ」
と今井さん。子供の時は震災は理解しながらも意識する事が少なかったそう。
しかし、東日本大震災の時に世界中が東北に支援を注ぐ姿を見た時、
自身の故郷もこうして支援を受けてきたと気付いたのだとか。
東日本大震災で経済的困難を抱えた家庭の子供たちにも
学校外教育バウチャー(クーポン)を支給しています。
毎年1000件以上の応募があるそう。
「もう5年になりますけど、未だに状況は変わってません。
応募の時期になると多くの問い合わせを頂いてます。」
今夜の選曲:SAME OLD TEARS ON A NEW BACKGROUND / RUMER