2016年04月29日
兄との強い絆。選手とコーチという関係で目指す、世界の舞台。
日本肢体不自由者卓球協会 広報の
立石イオタ良二さんは元々卓球選手で、
高校から体育寮に入り、大学でも卓球特待生でした。
そんな中、立石さんが高校1年の時に、
現在では日本肢体不自由者卓球協会の選手である、
兄の立石アルファ裕一さんが、家庭の経済事情などを考慮し、
大学進学を諦めていたのだとか。
「僕のために大学を諦めて、卓球を趣味にして、、、、
僕はそれを知らずに卓球をやってて。
大学で関東に行きたいと思った時に両親から、
諦めた兄のことを初めて聞いたんです」
兄の存在を感じながら、プロになるため大学4年間を
卓球に注いだ立石さん。
卒業後、家業を継いで欲しいと両親からの意向もあり、
卓球生活は終わってしまったそう。
実家に戻ると、兄のアルファ裕一さんが、
肢体不自由者卓球で国際大会に行くようになっていたとか!
「今度は、パラリンピックを本気で目指したいという
兄のために、兄のコーチとして一緒に世界に行きたい、
という夢の形になりました」
そんな立石さんの最大の夢は、
「2020年の東京パラリンピックで卓球の会場を満員にする!
そして、自身としても兄と一緒に金メダルを取る!
叶えるために頑張ります」
さらには、2020年で100周年を迎える「立石ガクブチ店」を
もっと日本に広めて、成長していきたい、とも!
今夜の選曲:UFATAKOLPEKA / OREKA TX