2016年05月11日
社会福祉士の資格を取得後、音楽家の道へ。アメリカでのさらなる勉強。
和太鼓奏者で、パーカッショニストの片岡亮太さんは、
社会福祉士の資格を取得されますが、
大学卒業後から、音楽活動をスタートされます。
最初は、単独での活動で、地元の花園などで
路上パフォーマンスをされていたそう。
その時の辛かった思い出、受けた優しさは
今でも忘れられない、と片岡さん。
その後、企業の支援もあり、2011年に1年間、
アメリカ・ニューヨークに滞在されます。
社会福祉学科卒業の片岡さんは、音楽活動だけでなく、
勉強をすることを目的にされていました。
「ただ音楽がしたかったわけではなく、
障がい者として感じたこと、経験したことを、
娯楽=音楽の場で、シェアしていきたいなって思ってて。
でも、そういう風にするには、僕には
圧倒的に知識が足りないっておもったんです。」
そこで、アメリカに滞在中は、コロンビア大学内の
教育学専攻大学院 Teachers Collegeで
「障がい学」の勉強をされました。
「障がい学」では、従来とは異なる、障がいがあることで、
不便になるという世の中がおかしいのではないか、
という視点を持ち、世の中の問題や
差別を浮き彫りにしていくのだとか。
今夜の選曲:CRADLE DREAM / YUKO YAMAMURA