2016年06月28日
中世の石畳、建築が残る街並み。シリアに魅せられた理由とは?
考古学者の山崎やよいさんを
中学高校時代で、歴史を勉強するなかで、
楔形文字などがあるメソポタミア文明に
より興味を持たれたとか。
その後、広島大学に入学されましたが、
エジプトなどの研究は殆ど無く、
日本の考古学の研究が多かったそう。
土器片などを掘る作業をしていたのだとか。
1989年に、メソポタミア近辺を実際に見たいと、
奨学金を受け取り、2年間の予定でシリアへ渡航されました。
「でも、、、ミイラ取りがミイラになった、というのは、
まさに私のことで(笑) それから、2012年まで、
行きっぱなしになってしまいましたね」
現地で、博物館の学芸員をされている方と意気投合し、
ご結婚もされた山崎さん。
滞在していたのは、シリア・アレッポでした。
「のんびりとした、街でしたね。
今はもう破壊されてしまっていますが、
13世紀とかの石畳、建物が残っていて。
とにかく人が優しくて、街も中世の名残があって。
スークという市場では、人懐っこい商人たちがいて、
いきなり行っても昔から知っているような、
リラックスできる街でした。」
今夜の選曲:KIFAK INTA / FAIRUZ