2016年07月06日

男女雇用機会均等法から30年。なぜ日本の男女格差が無くならない?

株式会社イー・ウーマン代表取締役社長、
株式会社ユニカルインターナショナル代表取締役社長の
佐々木かをりさんをスタジオにお迎えしています。

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イー・ウーマンは、2014年東京都より
「女性活躍推進専門アドバイザー」に任命されています。

国・自治体の審議会の30%を
女性委員にしようと言われています。
東京都の女性委員は、全国的にみても最下位の割合です。
”いい女性が居ない”という国・自治体に向け、
佐々木さんたちが、アドバイザーとして
委員の推薦などをおこなっています。

今年4月には、女性活躍推進法が施行され、
大きな変化があってほしい、と佐々木さん。
「雇用機会均等法から30年経っても、
 101位のギャップがある国にしかなっていないので、
 公共の何かがないと変わらない、という現実があります」

WEFで発表されている男女格差報告で
「世界男女格差」は145カ国中、101位の日本。
日本が足りないものは、企業における役員の割合・数、
国会議員の数、管理職の数、給与の格差など。

「今でも、女性がいくら優秀でも、
 男性を多く採用するということもあって。
 これは、女性に下駄を履かせるって話じゃなくて、
 男性が履いていた下駄を脱ぎなさい、っていう話なんです」

今夜の選曲: WHATEVER’S RIGHT / THE MONKEES

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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