2016年07月01日
シリアの現地女性との共同作業、イブラ・ワ・ハイトとは?
考古学者の山崎やよいさんは、2013年より
「イブラ・ワ・ハイト」という活動をされています。
「イブラ・ワ・ハイト」とは、アラビア語で
「針と糸」という意味。
シリアの現地の方々に支援するのではなく、
人間としての尊厳、独立を奪わないようにするため
共同作業をする、という活動です。
「2013年ごろに、シリアの現地の方々に
自分たちには何ができるんだろうと問いかけられて、
何か作ってもらいましょう、という形になりました」
シリアの女性はしっかりとしていて強い!と山崎さん。
「まずは、日本で売れるものを、と考えて、
思いついたのが、”シリアの伝統刺繍”なんです。」
シリアの伝統刺繍は、本来かなりの大きなのものですが、
輸送費なども考慮し、小さいポーチやストールなど
共に売れるものを考えて活動しているそう。
「イブラ・ワ・ハイト」の商品は、
大阪にある国立民族学博物館、岡山市立オリエント美術館、
東京・文京区のCAFE&BAR ROUNDなどで
販売されています。
また、イベントでも購入が可能です。
詳細は、Facebookページをご覧ください。
▼「イブラ・ワ・ハイト」facebookページ
今夜の選曲:PROVA / FAIRUZ