2016年07月11日
日本の伝統芸術、盆石とは?
細川流盆石 家元嗣の永島三奈子さんを
スタジオにお迎えしています。
『盆石』とは、室町時代から続く日本の伝統芸術で
漆塗りの黒いお盆に、自然の石を置き、
その上に白鳥の羽を使い白い砂で風景を描くもの。
実際に作品をスタジオにお持ちいただきました。
「二次元的と三次元を合わせて、
斜めから見るとそれが一体化するというものです」
“石と砂の伝統芸術”である『盆石』は、完成し
鑑賞終わると、お掃除をして無に戻す儚いものでもあります。
現在では、『細川流盆石』では
700人前後の会員がおり、流派は3~4つほど。
一番盛んだったのは、江戸時代~明治にかけてで、
19もの流派が存在していたと言われています。
「なかなか大衆化されにくかったことが
衰退した理由の1つかもしれません」
今夜の選曲:I DON’T KNOW WHERE I STAND / JONI MITCHELL
staff| 20:48
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