2016年07月13日
石と砂の伝統芸術、盆石との出会いと、お稽古。
細川流盆石 家元嗣の永島三奈子さんを
スタジオにお迎えしています。
お祖母さまがされていたそうで、
幼稚園の時に玄関で、初めて盆石と出会ったそう。
「白黒のコントラストの世界に、
何か惹きつけられるものがあったと
感覚的ですが覚えております。」
その後、中学3年生の時、祖母の代理で訪れた
盆石の展示会で多種多様な作品に出会ったことで
実際にやってみたい、と思ったそう。
「お砂遊びが小さいころから好きだったのもあって(笑)
自然がやはり好きでしたので、自然を描けるお盆石を
やっていくと、さらに自然が好きになっていって、
四季の移り変わりにも敏感になります。」
高校時代も、月に2回盆石のお稽古を続けていた永島さん。
盆石の認知度の低さから、周りの友達から勘違いされたことも!
「私が漆のお盆に白いお砂で景色を描いているとお話しても
伝わりませんので、、、だんだん話が変わっていって、
友達の間では、“どうやらお盆持って踊っていらしい”って(笑)」
今夜の選曲:WILLY / JONI MITCHELL