2016年08月25日
2020年に向けて、心のバリアフリーが行き届いた東京へ。
日本パラリンピアンズ協会会長の河合純一さん。
最近では、”障がい”に関する思考の変化も
起こっている、と河合さん。
「以前では、事故で歩けなくなったとか、いうように、
”障がい”は個人のもの、だったんですが。
最近では、店に段差があって買い物できなかったとすると、
段差があった事、社会が”障がい”を生み出すんだ、という
社会モデルになって、誰もが暮らしやすい社会に繋がっていきます。」
”障がい”を他人ごとしないことで、心のバリアフリーが生まれ、
誰もが暮らしやすい社会を作る1歩になっていく、とも。
現在東京は、2020年オリパラに向けて、ユニバーサルデザイン、
心のバリアフリーに基づく街づくりをおこなっています。
「とりわけ教育については、
オリンピック・パラリンピック教育という形で
東京都、組織委員会も一丸になって、
スポーツを通じて人々の意識改革をしていくチャンスが
2020年なんだ、という思いで活動しています。」
パラリンピックの究極の目標は、
パラリンピアンズの活躍を見てもらい社会変革!
まず一歩目は、観戦者の心に変化を起こす事だとか。
「自分の限界を突き抜け、
残念ながらまだ残る人々の偏見、差別を突き抜け、
パラダイムシフトを起こしていこうと活動しています」
世界のモデルとなるような、誰もがスポーツを楽しめる社会に
日本がなれれば、と河合さん。
リオパラリンピックは、9/7(水)から開催です!
今夜の選曲;LIVIN’ THING / ELO