2016年08月03日
編集・発行を手がける雑誌、こけし時代!発行のきっかけは、東日本大震災。
ポエムグラファー(写真家・詩人)の
沼田元氣さんが編集・発行されている
雑誌「こけし時代」。
最新号の表紙は、木でできています!
発行のきっかけは、東日本大震災。
「東北にはこけしを作る、こけし工人さんが
いらっしゃるものですから。
自分しか出来ない支援ということで、雑誌を出そうと。」
マガジンハウスの前身、平凡出版での経験を元に
紙文化を残すため敢えて本ではなく、雑誌を作ることにされたそう。
写真も美しく見応えのある雑誌”こけし時代”は、
元々こけしは、温泉場で販売されていたこともあり、
温泉とセットになっている、と沼田さん。
「温泉を旅することで、こけしを収集するという
趣味人も多いので、そのガイドブックとしても
この雑誌が役立つかな、と思います」
最新号は、山形県・肘折温泉を丸ごと1冊で特集しています。
「こけしを作る工人さんと、温泉宿を応援するということで、
全旅館、全工人を載せている雑誌、という自負はあります」
問屋を通すのではなく、直接買うのが、こけしの買い方!
そのため、こけしが観光資源にしたい、というのが沼田さんの思いです。
「私も、うちの店で買わないでくださいって言っています。
こけし工人さんと話して、思い出と一緒に、こけしを買って貰えば、
一生の友達になれます、と推奨しています」
今夜の選曲:AIN’T YOU A MESS / MOSE ALLISON