2016年08月10日
北極点無補給単独徒歩到達への挑戦。過酷な北極での冒険とは。
北極冒険家の荻田泰永さんは、
2014年から「北極点無補給単独徒歩到達」に挑戦しています。
世界でただ1人、1994年にノルウェー人が成功しています。
北極海は海が激しく動くため、夜テントを張っても、
朝起きれば、ほぼ毎日動かされてしまいます。
「猛吹雪の時は、風下に1日で20キロとか流されたり。
目の前で氷が割れたりとか、川みたいに水路ができちゃってたり。」
割れ目が大きくなってしまうと、
対岸が見えなくなる、1~2キロもの幅になる場合も。
現在は、温暖化の影響で氷も薄くなっており、
1994年当時よりも難易度が高くなっている状態なのだそう。
荻田さんは、2000年から毎年のように
北極に行かれていて、今年で14回目。
2012年、”北極点無補給単独徒歩到達”を目指すようになってからは、
スポンサーを募り、挑戦されています。
「はじめの10年間ぐらいまでは自費で、街をつないでやってて、
1回200万円、300万円とかかかっていて。
2012年からは、千万円単位になってきています。」
今夜の選曲:WALKIN’ THE BOOGIE / JOHN LEE HOOKER