2016年08月18日
リ・クリエイトでしか見ることの出来ない作品たち、その理由とは?
現在開催中の『レンブラント リ・クリエイト展2016』にある
約200点の中から特に注目して欲しいのは、
ここでしか見られない、”ガリラヤの海の嵐”です。
今から26年前、ボストンにある、
イザベラ・ガードナー・スチュアート美術館でのこと。
「”ガリラヤの海の嵐”、その向かい側には
フェルメールの”合奏”があったんです。
ある夜に、ボストン市警察がやってきて、
”狙われているから調査する”と警備員に言い、
美術館を開けさせるんです。
そしたら、その警官が盗賊だったんです。」
レンブラントとフェルメールの2作品を持ち逃走。
現在でも発見されていません。
レンブラント研究の第一人者である
レンプラント・リサーチ・プロジェクトの委員長、
エルンスト・ファン・デ・ウェテリンク教授も指摘している
レンブラントと北斎とのつながりについて。
「レンブラントの人生と北斎の人生は、ある意味似ています。
北斎も絵にのめり込むばかり、家庭をぐちゃぐちゃにして
転居を繰り返しながら、最後は老いさらばえて死んでしまう。」
今夜の選曲:NEVER NEVER A RAILROADMAN / SHOCKING BLUE