2016年08月19日
フェルメール作品についての、新たな発見とは。
フェルメール好きの福岡伸一さん。
最近新たな発見があったそう。
故郷デルフトの街の様子が描かれた
フェルメールの”小路”という作品について。
「それは、デルフトの街の、どこを描いたのか、というのが
正確に描いていたのに間違いないのですが、わからなかったんです。」
最近、丹念に歴史資料を探していたアムステルダムの歴史学者が、
当時のデルフトの納税者資料を発見したとか!
「当時の納税額は、間口の広さで決められてたんです。
京都と同じで。このレンガの1つのサイズから、
間口の広さが推定されました。」
”小路”に描かれた家は、真ん中に路地が2つある
変わった構造であることからも、場所が見つかったそう。
「驚く事にその場所は、フェルメールのおばさんの家だったんです。
ここに描かれた女性のどちらかは、おばさんで、
子供達はフェルメールのおばさんの子供で間違いない、と
デルフトはこの話で盛り上がっていますね」
実際に福岡さんもこの場所をきっと通っているかも、とのこと。
福岡さんがオフィシャルサポーターを務める、
『レンブラント リ・クリエイト展2016』(そごう美術館)は、
9月4日まで開催しています。
今夜の選曲:NEVER EYES / VALENSIA