2016年08月31日
アフリカならではの雰囲気、色彩を表現するために。
写真家の茶野邦雄さんが撮影した
アフリカのオシャレ集団サプールの写真を見ると
モデルのような立ち姿です。
サプールは、日々ポージングを勉強するそう。
「いいサプールになるほど、ポージングが決まるんですよ。
みんな憧れの先輩サプールがいて、
その人の真似をするところから始まるんですよ。」
さらに彼らは、パイプ・葉巻、メガネ、帽子、靴など、
アクセサリーにもこだわりを持ち、
アフリカならではの雰囲気を持っています。
色彩感覚もアフリカらしさがあります。
「普通に撮ってると、ノーマルの色なんだけど、
現実はもっと濃いですよね。
写真は彩度を上げると、彼らっぽくなるので、
色を乗せたような仕上がりになってますね」
サプールたちは、大切なファッションのために、
日々の生活を質素なものにし、お金を貯めているとか。
「食費削って、家も雨漏りしたり、窓も割れてるんだけど、
ファッションが一番なんだっていうんだよ」
彼らは国際的スターになりたいという
漠然とした理想を持っている、とも茶野さん。
「6人日本に招いたけど、みんな大スター気分!
これからミラノ行って、パリ行く、くらいの感覚ですから(笑)」
今夜の選曲: M’ FONO YAMI / PAPA WEMBA