2016年09月15日

世界で感じる環境破壊。子供達に伝えたい、写真を通して自然を見ること。

写真集『Dear Earth』を先月発売された
自然写真家の高砂淳二さんは、
NPO法人 OWS(Oceanic wildlife society)の
副理事長を務めていらっしゃいます。

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専門家を招いた勉強会、セミナーを開いたり、
海の掃除、サンゴ調査などの活動を行っています。
スタートのきっかけは、ミッドウェー諸島での出来事。
「そこは、コアホウドリの繁殖地なんですけど、
 みんな死んでいて、腐っている個体もいて。
 よく見ると、胃袋のところが残っていて。テグス(釣り糸)や、
 プラスチックのライターとかが詰まっているんです。」
親鳥が海で取ってきた餌を食べるヒナが、
ゴミを食べてしまい、亡くなってしまうそう。

ミッドウェー諸島は人間が居ない地域ですが、
”太平洋ゴミベルト”の中にあります。
「こんな所にまで、こんなに人の悪い影響があるのかって。
 結構ショックで、これは何かしなくちゃ、と。
 見ええないところならいいやっとまだ思ってるんですよね」

NPO法人 OWSでは、子供達を対象に今年の夏、
高砂さんの故郷:宮城県石巻でも
ネイチャースクールを開催されています。
”写真を通して自然をみる事” を目的とした、
フォトコンテストも開催しています。

”地球”を意識して撮影している高砂さん。
「地球を、魂のある星、といった風に見たくて。
 これからもっと、そういう風に感じてもらえるように
 撮っていきたいな、と思います。」
北極圏にも行ってみたいとも。

今夜の選曲:GOING HOME ( THEME FROM LOCAL HERO)
              / MARK KNOPFLER

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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