2016年09月30日
本場のゴスペルで感じた、音楽の根本とは?
シンガーソングライターの清貴さんは
宮城県仙台市出身です。
ご実家も東日本大震災で被災し、半分ほどは浸水。
ご両親は数週間ほど小学校での避難生活を余儀無くされました。
「その時ちょうどNYにいたので、ずっと連絡が取れなくて、
僕自身はストリートで歌って募金活動していました。
家族は無事でしたが親しい知人や、同級生を亡くしました」
東日本大震災当時、海外で生活してたことに
今でも申し訳ないと思っている、とおっしゃいます。
そんな清貴さんは、地元の素晴らしさを伝える
“みやぎ絆大使”を務めていらっしゃいます。
「僕が大好きなのは、ずんだ!
今流行っているのは、ずんだシェイクですね!
ずんだロールケーキもありますし」
”歌を一緒に歌って交流すること”を目指し
活動を続けている、と清貴さん。
「音楽は1人が歌って楽しませるだけじゃなくて、
みんなで歌って楽しむっていうのが
音楽の根本なんじゃないかな、って
ゴスペルを歌っている時に、すごく思ったんです。」
ゴスペルは譜面、歌詞カードも使わず、
その場で曲のリズム、メロディー、ハーモニーを
作っていくものなのだとか。
このスタイルの音楽を日本でも広げていきたい、とのこと。
今夜の選曲:0 HAPPY DAY / EDWIN HAWKING SINGERS