2016年10月13日
障がい者のIT訓練のお仕事。始めたきっかけとは、母。
NPO法人、日本カルチャーヨガ協会の高平千世さんは、
国立障害者リハビリテーションセンター で、
視覚障がい、高次脳機能障がいの方々の
IT訓練やメイク日常訓練などをされています。
障がいの度合いや、目指すところなどにより、
1人1人訓練の仕方や期間は違っています。
「仕事ベースだと、しゃべるパソコンもありますし。
盲ろうといって聴覚にも障がいがある方は、
点字ディスプレイで自分の書いているものがあっているか
確認もできますし。」
高平さんのいる自立訓練部では、
10代の視覚障がいをもつ若者たちは、
日々iPhoneやiPadをどんどん活用しているそう。
この仕事に就いた理由は、母からの影響かもしれない、
と高平さんはおっしゃいます。
「母も難病で、病院に小さいときからよく行っていて。
学校帰りに病院とかね、長女なので。
看護師さんの1言で、明るくなる姿見たりしていたので」
偶然”ボランティア募集”の1行を見て
NPO法人 札幌チャレンジドに足を運ばれます。
参加した初日に、末期ガン患者さんと出会い、
衝撃も受けた、という高平さん。
その後、講師・理事として、自立を目指す、
障がいのある方々へのIT訓練をされていくようになったそう。
今夜の選曲:IN JYOTI’S NAME / ANOUSHKA SHANKAR