2016年10月05日
日本の名作映画に登場する、ホーロー看板たち。
写真家でアンティーク収集家のオオタマサオさん。
映画監督:小津安二郎さんは
”ホーロー看板の始祖”だとおっしゃいます。
例えば、映画『東京物語』。
登場する美容院のガラスに映る酒屋にさえ、
10種類以上の看板がズラリと並びます。
「トーキー時代(映像と音声が同期した映画)の
岡田時彦が主演している映画から、
ずっと看板を撮ってるんですね。もう一本は、『浮草』。
イントロからいっぱい看板が映ってるんです。」
さらに、若くして亡くなった映画監督、川島雄三さんの
映画『青べか物語』もお気に入りの1作。
「最近の日本映画の残念なことがあって、
『うなぎ』っていう名作も、
床屋さんにボンカレーは貼ってあって、、、
最後のラストにがっくりしちゃいましたね」
“ホーロー研究家”として合格を出したのは、
映画『愛を乞うひと』だそう。
今夜の選曲:THE WAY YOU MAKE ME FEEL / PATAX
staff| 20:48
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