2016年10月24日
再生可能エネルギーの現状。今後必要とされる、発電のバランス。
日本風力開発株式会社の大関桂さんを
お迎えしています。
日本風力開発株式会社では、1999年に
日本でも風力発電を広めるために設立され、
現在では、シェア3番目ほどの規模で
次々に新しい発電所の開発を行っています。
再生可能エネルギーである風力発電は、
国策によって手当てや、固定価格買取制度もあり
利益に上がるようにと日々工夫をされているそう。
「本数だと発電規模が違うので、何本とは言えないんですが
昨年度末ぐらいで、約300万キロワット。
日本人が消費している、0.7%が風力発電で賄われています。
まだ、非常に少ないですね。」
日本では、太陽光の買取単価が高価だったため新規参入が増え、
太陽光のみがここ数年で 爆発的な増加をしています。
ですが、発電コストは風力発電の方が安いそう。
「太陽光発電というのは、昼間太陽が出ている時間を中心に
発電しますが、風力発電は昼夜を問いません。
今ちょっと太陽光が増え、昼間に発電されすぎてしまっていて。」
日本では、昼夜の発電量バランスを治すために
風力発電を増やすための制度を模索している最中だとか。
今夜の選曲:ペパーミント・ブルー / 大瀧詠一