2016年11月16日
人との縁を感じる人生。念願のお守りデザイン秘話。
自称”オマモニア”としてお守りの研究もされる
アートディレクターの林直岳さん。
デザイナーに憧れていたわけではなく、
絵を描いて仕事ができたらいいな、と思い
名古屋造形大学ビジュアルデザイン学科へ入学。
その後、日本電子専門学校にも行かれます。
「僕の人生って、紹介、紹介の人生で。
この大学も学校の先生に紹介され、
名古屋の大学から専門学校へも良い先生がいるから、
オムニバスジャパンも、岡本一宣デザイン事務所も。
人を介して行っていて、自分の意思はなくて(笑)」
そんな中、2011年にはデザイン事務所サスガを設立されました。
「お守りと絡むようになって、和テイストは得意になりましたね。
さらに、そこらしさ、企業であれば企業らしさを拾いたいなって。」
東武浅草駅のekimiseのロゴマーク、壁画は林さんの作品です。
2015年には、川崎のマンションの施主からの依頼で
ついにお守りデザインを行いました。
これは、マンション建設に携わった方々へ
感謝の意味を込めて送るお守りです。
「建設のときに切ったご神木を、守札として入れたいなと思って、
きちんと氏神さんの宮司さんに相談してお祓いしてもらって、
神社で頒布しているお守りと、同じ価値のお守りになりました。」
一方で、宗教色を感じるお守りには、
企業は手を出さず、タブー視されているのも事実だとか。
今夜の選曲: PAI GRANDE / MILTON NASCIMENTO