2016年11月28日
最新アルバム「ラプソディー・ジャパン」に込めた思いと新しい試みとは?
ギタリストの村治佳織さん。5年ぶりの新作アルバム、
『ラプソディー・ジャパン』を発売されました。
今回のアルバムのテーマは、ふるさと。
「もともと、”ふるさと”っていう
タイトルにしようと思っていたくらいで。
アルバムの企画ありきじゃなくて、
4月に東京で開催したコンサートが元になっているんですね」
このコンサートは、東北の被災者支援を目的としたもので、
“日本のふるさと”を元に、プログラム、ステージングなどを
村治さんが考えられたのだとか。
このアルバムで新しい試みというと、”作曲”。
初めて作曲したのは、
2012年にタンザニアに行かれた時の曲、”バガモヨ”。
「小黒さんがずっとアフリカの話ことある毎に
して下さってたからいつか行きたい、と思ってましたし。
作曲をするってなったのも、たまに、
”なんで作曲しないの?”って小黒さんにも
紹介してくださった宮沢りえさんにも言われて、
蓄積して残ってて、時がきて、やっとっていう感じですね。」
”バガモヨ”は海沿いで、漁師たちが多く居る街。
その街で見た夕日や、街中で仲良くなったという女性の鼻歌など、
エッセイのようにメロディーをまとめた、と村治さん。
今夜の選曲: バガモヨ 〜タンザニアにて〜 / 村治佳織