2016年12月01日
ギタリスト姉弟の留学先でのこと、画家の堀越千秋さんとの思い出。
新作アルバム、『ラプソディー・ジャパン』を発売された、
ギタリストの村治佳織さんをお迎えしてます。
村治さんは、弟の奏一さんもギタリストですが、
留学先は村治さんはパリ、奏一さんはNYと異なっています。
「最初パリです。10歳から習ってた先生が
パリに留学されてた方だったので、
高校卒業したらパリかなって思ってたんです。」
一時期は、ギタリストといえばスペインでしたが、
ドイツやフランスでもギター奏者人口も増え、
現在は日本も、ギターのレベルが高い国なのだそう。
村治さんは、アランフエス協奏曲で有名な、
スペインの作曲家、ホアキン・ロドリーゴさんが
亡くなる前に、目の前で演奏するという経験もされています。
スペインを拠点に活動し、『翼の王国』の表紙を担当されていた、
画家の堀越千秋さんが先日亡くなりました。
もちろん村治さんも交流がありました。
「亡くなる、数日前にメールが来たんです。
”画集を作りたいから、コメントお願いします”って。
喜んでってお返事したんですけどね。
堀越さんが来るだけで、パーっと明るくなって
スペインの風を運んできてくれる感じがするし。」
現在、追悼プロジェクトとして、集大成の画集を出版する費用を、
クラウドファンディングで集めています。
今夜の選曲: CAVATINA / 村治佳織・村治奏一