2016年12月15日
孤独と絶望の幼少期。乗り越えた先で手にした、希望とは。
写真家のハービー山口さんは、ゲストをお迎えし行うトークイベント
『Herbie’S Bar』を主宰されています。
自宅から映像配信をする形でのスタートでしたが、
最近では、カフェや会議室にて、
40人ほど観客を入れるイベントになっています。
「ご飯を食べながら雑談して、みんなで仲良くなるんです。
この前は、熊本の幣立神宮の春木宮司さんをお迎えしました」
ハービー山口さんは、生後2ヶ月で結核菌による”カリエス”を患いました。
「小学校の高学年までコルセットしていました。
今でも、レントゲン撮るとかなり骨が曲がっていて、
整体師に、”こんなに曲がっていたら普通の大人は歩けない”
って言われたんですけど、2ヶ月でなったから体が慣れてるんでしょうね」
さらに、”孤独と絶望の幼少期、そして少年期だった”という
ハービー山口さんは、20歳ころから写真、音楽を通じて、
生きる希望を見出していかれます。
「病気していたっていうハンディも、今は幸いしているし、
大学卒業の時にどこの入社試験も受からなかったから、
ロンドンに行けたし。ネガティヴがポジティブに変換していったかな。
それに、病気をしていた目線だから、優しい人をリスペクトした
写真が撮れるんだと思うんですよね。」
今夜の選曲:THE MEETING PLACE / XTC