2016年12月19日
平面のイメージから立体に!訓練で培う意図を汲み取る力。
株式会社ラッキーワイド代表取締役の
吉澤広寿さんをお迎えしています。
株式会社ラッキーワイドは、テレビのセット、美術品や
デパートのディスプレイ、クリスマス装飾など、
多くの人の目に留まるような造形物を作られる会社です。
村上隆さんの作品にも携わっていらっしゃいます。
雑誌『孫の力』 (木楽舎)で連載され、
今年11月には企画展が開催された、”のら猫クロッチ”の造形作品も
ラッキーワイドが担当されていました。
「まず平面っていうのがあって、いかに、創意工夫して
立体作品にするか、というのが仕事ですね。
1枚の絵の中でも、そのデザイナーさんによって、
主観・重要な部分が違いますので、その方の意向を
なるべく汲み取って表現するようにしています。」
職人たちは、大学などで立体造形を学び、
日々経験によって、意向を汲み取る訓練をされるとか。
立体造形を作る時はまず、発泡スチロールで形を作ります。
この段階で、職人の腕が発揮されるのだそう。
今夜の選曲:O SONHO / DELIA FISCHER