2017年01月31日

食べられるバラの味とは?ある楽曲を聴かせると味が変わる!

Flowery株式会社の代表取締役で、
“食べられるバラ”の栽培に取り組む、田中綾華さんをお迎えしています。

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田中さんは、”食べられるバラ”を育てるため、
水耕栽培を行い、無農薬栽培でバラを育てています。
「味は、バラの香りが少しして、苦味があります。
 品種によって、味と香りは変わりますが、
 咲き具合、キレイさは、毎日話しかけたり、
 音楽を聴かせると変わってきます」
田中さんが運営する”Rose Aya FARM”でも、
朝の栽培時間には”THE ROSE”という楽曲をかけています。

毎日バラと接する田中さんは、
バラを見れば、何を求めているかが分かるそう。
「昨日と違うな、とか。それによって
 使う肥料を変えたり、水の量も調整します。」

バラを食べることで、美容と健康に
効果的な成分を摂取可能であるとか?!

今夜の選曲:THE ROSE / BETTE MIDLER

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2017年01月30日

無農薬で作る、食べられるバラ!虫と病気を防ぐワザとは?

Flowery株式会社の代表取締役で、
“食べられるバラ”の栽培に取り組む、田中綾華さん。

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現在では、”食べられるバラ”を栽培されています。
クレオパトラもバラを食べていたと言われています。
「食べてキレイになったとも言われていますし、
 クレオパトラは、バラ無しでは
 男性を魅了できなかった、と言われています。」

現在世界に4万種類あると言われているバラは、
元来、虫や病気に弱く、農薬が欠かせないと言われていました。
しかし、田中さんが埼玉県深谷市で運営する
”Rose Aya FARM”では無農薬栽培を実現されています。
「ビニールハウスで外からの虫を防いで、
 土を使わない水耕栽培を行って。
 あとは、肥料も液体で調整しています。」

「ひいおばあちゃんがバラ好きで、
 家族みんなバラ好きだったんです。
 修業先の大分県のメルヘンローズさんでは、
 新しい品種をどんどん作っていて。
 私もいつか自分の調合したバラを作りたいな、と思ってます。」

今夜の選曲:ROSES / PIERRE BAROUH

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2017年01月27日

1月30日から2月3日は、

Flowery株式会社の代表取締役で、
バラの無農薬栽培に取り組む、田中綾華さんをお迎えします。

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食べられるバラの栽培と商品化。
その苦労と未来、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1993年東京生まれ。
農林水産省が運営する「農場女子プロジェクト」のメンバーで、
バラの無農薬栽培に取り組むために、フラアリー株式会社を設立。
その活躍から昨年、さいたま市のニュービジネス大賞で、
女性起業家賞を受賞されています。

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2017年01月27日

【Podcasting 第517回 】中村優さん

今回のポッドキャスティングは、1月23日から27日放送分、
40creations の主宰者で、台所研究家の中村優さん。

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2017年01月27日

お金よりも、面白い仕事がしたい! 著書発売後の目標は?

40creationsの主宰者で、
台所研究家の、中村優さんをお迎えしています。

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中村さんは、お金を稼ぐ事よりも
ワクワクすることを求め、お仕事されています。
「物に溢れた時代に生まれているので、そんなに物欲がなくて。
 それよりも、面白くて、ワクワクしていきたいので、
 簡単にお金を稼げても、面白くないなら私はそれを取らないですね」

著書『ばあちゃんの幸せレシピ』が今月発売される中村さん。
今後についても、様々考えを巡らせていらっしゃいます。
「これをやった後に、次はどうやって自分たちが文化を作っていけるか、
 下の世代にどうやって、何を残せるのか考えていきたいので。
 この本を読んで、ばあちゃんに会いに行こう!という人は
 少ないと思うんですが、その中の要素として身近なものからヒントを
 取り込めるものがある、っていうのは伝えたいです」

同性だからこそ通じ合える、ばあちゃんのシワを追い続ける中村さん。
今後も小学校などで、海外に限らず、
土地の良さの見つけ方などを伝えても行きたい、とも。

今夜の選曲:I NEVER HAD A CHANCE / ELLA FITZGERALD

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2017年01月26日

食を通じた、シワ作りのプロジェクトとは?

台所研究家の中村優さんは、2012年に
『440creations』というプロジェクトを立ち上げました。

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このプロジェクトは、”食を通じたシワ作り”を行っています。
おばあちゃんのレシピ集めもその一環で、
他にも、世界で中村さんが出会った志ある生産者が
作ったモノを届ける”YOU BOX”というプロジェクトも行っています。

「例えば、スペインの回とかですと、
 美味しいゴートチーズを作っている方と仲良くなって。
 その方は、ヤギ達もハッピーな方法でチーズを作って! 
 他にも、無農薬ハーブで作られた蜂蜜とか、、、
 結構、身内完結型のBOXですね」

今月発売される中村さんの
著書『ばあちゃんの幸せレシピ』の編集は、中村さんの師匠、
たかくさ株式会社代表取締役の柿原 優紀さんが行っています。
「もともと雑誌の編集者をされていた方で、
 独立された時に出会って、何て素敵な人なんだ!と思って。
 この人のやっている事なら、何でも手伝いたい教えて欲しいと
 思って、ついていったのがきっかけです。」

また、読書家の中村さんは、最近、民藝運動の本を読み、
自分のやりたかった事そのままで驚いたそう。

今夜の選曲:YOU’RE AN OLD SMOOTHIE / ELLA FITZGERALD

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2017年01月25日

就職後2ヶ月で退社!旅に出て考えた、世界に向けて自分が出来る事は?

40creations の主宰者で、台所研究家の中村優さんは、
19歳から旅を始め、大学卒業後に
コンサルタント会社に就職されますが、2ヶ月で退社されます。

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「まだ当時は若かったので、”自分の名前で何かしたい”っていうのが
 大きかったんでしょうね。会社の一員として動くっていうのが窮屈で、
 今だったらもうちょっと上手くやれると思うんですけど(笑)」

大学2年の頃、1年間アメリカとスペインを留学された中村さんは、
自分の考えが、世界のレベルと違う事を実感されたそう。

「私は当時、とりあえず良い大学に行けば、良いところに就職出来る、 
 みたいな日本の考えだったんですけど。
 その時、”大学の名前が無くなったら、中村優として何がしたいか”
 というのを、正直考えられて無かったなって。」

その後、助成金で一ヶ月NYに滞在。社会起業家を取材したものの、
自分には”起業するための原体験”が無い事にも気づかされたそう。

「私は何だろうと考えて、ラオスとかカンボジアに行ったんですけど。
 行けば行くほど、その地域の方々の、
 ”目の輝き、笑顔の素晴らしさ”が何より印象的で、
 『ここに自分の出来る事が無いな』って思ってしまって。」

そこで、人を笑顔に出来、自分にも出来る事である、
”料理”を中村さんは思いつき、美味しいものを作ろう!と思ったのだとか。

今夜の選曲:DEED I DO / ELLA FITZGERALD

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2017年01月24日

世界で出会った可愛いばあちゃんと、思いが詰まったレシピ。ばあちゃんの探し方とは?

40creations の主宰者で、台所研究家の中村優さんは、
著書『ばあちゃんの幸せレシピ』を今月発売されます。

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中村さんは、海外だけでなく
日本の地方料理にも興味をお持ちです。
「私にとっては、日本だろうが海外だろうが、
 やっている事は同じで、地方に良いところがいっぱいあるし、
 見るもの全てが新しい!みたいな事も多くて。」
日本では、270人ほどの村に行き、
初めて知る習慣に出会うなど、感動する体験をしたそう。

ポルトガルでは、たまたま寄ったレストランで
パスタのデザート=アレトリアにも出会った中村さん。

このアレトリアは、お店を始めたおばあちゃんが、
”何も無い場所でも、クリスマスくらいは子供達に楽しんでもらいたい”
という思いで作った、この地域に伝わるレシピです。

「甘く煮たあと固め、シナモンをふりかけて頂くんです。
 結構美味しくて、何より、ばあちゃんがその物語と一緒に
 可愛く作ってくださるのが素敵で。そんな出会いから、
 もしかしたら、ばあちゃんのレシピって、
 クリエイティブなんじゃないかな?って思ったんです。」

ばあちゃん探しは、同世代を探す事から始まります。
「話が出来る同世代を見つけて、
 その同世代のおばあちゃんを探すっていうのが1番です。
 行き先は、ここ、というのは無いので、色んなところに行きますね」

1年半ほど、色んな人の家を転々としていた経験を持つ中村さん。
顔に表れる性格を察知する能力のがあるからこそ、
危険察知も可能なのかもしれません。

今夜の選曲:TISKET, A TASKET / ELLA FITZGERALD

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2017年01月23日

きっかけは、世界を旅して出会ったシワ!著書、ばあちゃんの幸せレシピ誕生秘話。

40creations の主宰者で、
台所研究家の、中村優さんをお迎えしています。

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40creations 』の ”40”は、なんと シワ”という意味!
「私、人のシワが大好きで。シワは、年輪のように、
 どんな風に生きてきたかが培われている。
 そこで、良いシワを作るプロジェクトをしていこう、というチームで、
 40 creationsというのを作りました。」

中村さんの著書『ばあちゃんの幸せレシピ』が、
今月、木楽舎より発売されます。
この本は、中村さんが3年ほど世界を旅されて
出会ったおばあさんの人生と、自慢料理の話で構成されています。

「シワが好きで、ばあちゃんに会い始めたのがきっかけです。
 世界中のばあちゃんの話を、料理をしながら聞いていたら、
 人生において色んなヒントがあって。私の3年間の成長過程とともに、
 そのばあちゃんの出会いの話を綴りました。」

現在でもブティックをされている
中村さんの”おばあちゃん”から、
『人生はなるようにしかならない』と
教えられたことが、今の中村さんの生活に影響を与えています。

今夜の選曲:SWINGIN’ SHEPHERD BLUES / ELLA FITZGERALD

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2017年01月20日

1月23日から27日は、

40creations の主宰者で、
台所研究家の、中村優さんをお迎えします。

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笑顔と料理、著書『ばあちゃんの幸せレシピ』のお話など
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1986年生まれ。
学生時代から世界を旅するようになり、
これまでに訪れた国は35か国以上。
大学卒業後は、昼は編集プロダクション、
夜はレストランで働き、2012年に独立されて、
『40creations』というプロジェクトをスタートされました。
現在は、東京とバンコクを拠点に活動していらっしゃいます。

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2017年01月20日

【Podcasting 第516回 】yaeさん

今回のポッドキャスティングは、1月16日から20日放送分、
シンガーソングライター、yaeさん

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2017年01月20日

アラブ音楽の魅力。歌で世界に出来ることとは?

シンガーソングライターyaeさんは、
シリア難民救済のためのチャリティソングを
アラビア語で先日レコーディングされました。

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「うちの母が小さい時から、
 世界の音楽を聴かせてくれていたからか、
 前世アラブ人だったのかな、と思うほど、
 アラブの音楽がすごく好きなんです。」
そんな中、シリア内戦が激化。
悲惨な街の状況を見ていたyaeさんは、
日本の楽曲”椰子の実”を、アラビア語で歌う事を思いつきます。

「なんで恨みをもったり、殺してしまうのだろうって。
 音楽って、そういった気持ちを抑えるような、
 心のケアにならないだろうかって。
 シリアの方に発音を1つ1つ教えてもらって、作りました」
南房総にスタジオを持つ、プロジェクト:MONK BEATと共に
クラウドファンディングで資金集めを行い、完成しました。

「子供達の未来に、これを送りたい、っていうことで、
 収益を持って、12月にヨルダンまで行ってきました。
 アラビア語、感動してくれました!日本人がアラビア語を
 しゃべるだけでも感動してくれるんですけど(笑)
 私にできること、なんだろうって、いつも思って、
 歌をうたうことを大切に使っていきたいなと思います。」
シリア支援CDの購入は、こちらから

15周年を終えた2017年のyaeさん。
今後も美しい歌声で、世界を歩き思いを伝えていきたい、と
思いを語ってくださいました。

今夜の選曲:椰子の実 / YAE (みんなで作るシリア展)

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2017年01月19日

半農半歌手とは?ついに実現した、田んぼでのレコーディング!

シンガーソングライターyaeさんは現在、
鴨川自然王国に移住され、”半農半歌手”という
ライフスタイルを実施されています。

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塩見直紀さんが提唱されている
“半農半x(エックス)”は、農業をベースに暮らしながら、
自身の職をして社会と関係を持つというライフスタイルです。
お金だけではない、“豊かな暮らし”を求める人が増える中、
yaeさんも、”半農半歌手”に転換しました。

「半農半歌手っていう生き方って、
 すごく豊かだなって、今は実感としてあるので。
 家族といる時間もあるし、食べるものを買い物カゴ下げて畑に行って。
 そういうことって、すごく贅沢だなって。
 都会に暮らしていたかもしれないんですけど。」

田んぼでレコーディングをしたい!と思ったyaeさんは、
“Love Farmers, we are” という作品を完成させました。
「”土の上で作りたい”っていうのが
 可能な時代になってきてて、ポータブルの録音機持ってきて。
 一般の方も30人くらい参加してくださって、
 みんなでコーラスして、めちゃめちゃ楽しかったですよ!
 ここには、音楽の原点があるんだなって。」

さらに、yaeさんは、イベント”種まき大作戦”
2007年より開催されています。
「ちょっと農業やってみたいなっていう若者たちと一緒に、
 棚田チャレンジとか、酒米チャレンジとか、手前味噌チャレンジとか
 とにかく楽しくやろう!っていう運動のようなものです。
 その、1年の1回の収穫祭が、”土と平和の祭典”です。」
”土と平和の祭典”は、昨年日比谷公園で3日間開催され、
およそ3万人の来場者が集まり、大きなお祭りになっています。

今夜の選曲:LOVE FARMERS , WE ARE / LOVE FARMERS

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2017年01月18日

都会育ちだからこその、自然への憧れ。

シンガーソングライターyaeさんは、
東京生まれ、東京育ちの都会っ子です。

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「だからこそ逆に、自然に対する憧れがあったと思うんです。
 最初に父が、千葉県鴨川市の
 里山に連れてってもらった時興奮しましたね!
 本当、トトロの世界ですよね。東京ではできない。」
“大山千枚田”が有名な千葉県鴨川ということもあり、
雨の水だけで育てる、天水棚田米というお米を作られています。

「とにかく、里山の農業って、こんなにも大変なのか!って
 10年目やってみて、感じています。今イノシシも大変だし、
 鹿も近くまで来ていますね、、、里山で唯一のたんぱく源を得る
 狩猟文化が本当に減ってて。何が起こるか分からない時代に入って、
 自分の手で食べるものを確保していくって大切なことだと思います」

食料、燃料、井戸水など、生きるためのものが揃う里山を、
yaeさんは” シェルター”と例えます。

今夜の選曲:花よ風よ / YAE

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2017年01月17日

15周年で変化した歌のあり方。母との共作や、カバーに込めた思いとは?

シンガーソングライターyaeさんは、
デビュー15周年の節目にアルバム
『alive〜今ここに生きている』を発売されました。

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「”歌”って、年輪のように蓄積されて、
 いい歌えるようになるっていうのは、
 いろいろ経験してこそだ、って思うんですよね。」
飯舘村の親善大使も務めるyaeさんは、この15年間、
人はななぜ生きるのかと、悩み、迷ってきたそう。
ですが、そんな悩みをすべて開放したのが、このアルバムです。

アルバム『alive~今ここに生きている』の中には、
お母様で、歌手の加藤登紀子さんとの共作曲
”名も知らぬ花のように”も収録されています。

さらには、松山善三さんが作詞し、美空ひばりさんが
第1回 広島平和音楽祭で歌った”一本の鉛筆”のカバーも。
「広島の市民の方々が立ち上げたお祭りに呼ばれた時に
 “yaeちゃん、これ歌ってみてよ”って言われて。
 素直な言葉で語られている曲で、今、すごく大事で、
 キーワードな気がするって思ったので、
 15周年で収録させていただきました。」

今夜の選曲:一本の鉛筆 / YAE

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2017年01月16日

幼少期の思い出と、両親から受けた影響の数々。

シンガーソングライターyaeさん
お母様は、以前LOHAS TALKにもご出演頂いた
歌手の加藤登紀子さんです。

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ご実家では、BEATLESと世界の民族音楽が
朝から流れる生活だったそう。
「耳って、全部入ってくるんですよね。
 自然と小学校1年生くらいから蓄積されて、
 いろんな国の音楽が混じりあった歌が出てくるようになって。
 今、自分の中で財産になっているかな、と思いますね。」
ただ、歌手だけにはなりたくない、農業だけはしたくない、
と思いながら過ごしていたそう。

お父様は、学生運動の指導者の藤本敏夫さん。
食の安全を追求され、家族を連れて鴨川に住むことを決意!
”大地を守る会”の設立に繋がっていきます。
「でも母はまず拒否、というか、待って、という感じで(笑)
 美味しくって、ちゃんと安全な物を食べたいよね。って。
  ますます食の安全が叫ばれて、何が一番信用できるかっていたら、
 自分で種をまくっていうのが美味しくて安心ですよね。」
2005年ごろには、yaeさんも鴨川移住し、
現在は家族とともに、農業に従事されています。

今夜の選曲:土に帰る / YAE

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2017年01月13日

1月16日から20日は、

シンガーソングライター、yaeさんをお迎えします。

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里山の暮らし、”半農半歌手”という
ライフスタイルについて、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
東京都生まれ。1999年から音楽活動を始めて、
2001年にシンガーソングライターとしてメジャーデビュー。
歌手としてコンサートなどで
歌う一方で、2005年に「鴨川自然王国」に移住され、現在は、家族と共に
農業にも従事され、“半農半歌手”の活動をしていらっしゃいます。

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2017年01月13日

【Podcasting 第515回 】関野吉晴さん

今回のポッドキャスティングは、1月9日から13日放送分、
探検家で、医師、武蔵野美術大学教授の関野吉晴さん

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2017年01月13日

現在活躍する冒険家たちの今。来年の新たな研究テーマは?

探検家、医師、
武蔵野美術大学教授の関野吉晴さんをお迎えしています。

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最近、メディアに出ずとも、40代で活躍する
冒険家たちがたくさんいるそう。
「コツコツと目立たず凄い奴多いですよ。
 1人グリーンランドからカナダまで六ヶ月間、極夜の中、
 コンパスGPSなしでやってたり」
前衛的な登山を行う冒険家も、日本にいるとか。

「来年は大学でも、サバイバルをテーマにしようと思っています。
 サバイバルにも、いろんなものがあって、まずは
 心と体をしっかりさせる、医学。その他にも命のサバイバル。」
地球に生きるすべての命をどう守っていくか、を科学し、
アートで表現するという、”地球永住計画”を進めていくそう。

「永住なんてありえないですけど、言葉の響きがいいなって。
 共同研究でやって、オープン講座も…やってもいいかな?」

今夜の選曲:JABADAW / CHIEFTAINS

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2017年01月12日

人類の足跡を遡る旅、グレートジャーニーで感じた事と、現在の難民問題に思う事。

探検家、医師、武蔵野美術大学教授の関野吉晴さんといえば、
10年ほどかけて行った、人類の足跡を遡る、グレートジャーニーです。

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現在でも、グレートジャーニーを
自力で踏破したのは関野さんだけです。
「今はもう出来ないんですよ。僕の時は、偶然、
 ソ連が崩壊して、冷戦が終わって、内戦も終わって。
 今だったら、シリアだけじゃないですけど通れないところ多いです」

人類の起源、猿人はアフリカで生まれ、原人を経て、
ホモサピエンスがアフリカで20万年前に生まれたとされています。

「好奇心で動いたと思っていたんですよ。
 最初はそうだったかもしれませんが、時代が新しくなるほど、
 弱い者が突き出されたんじゃないかなって。
 住み良ければ人口が増えるので、弱い者が出て行かなくちゃいけない。 
 弱い者の中でも、新しい文化を作っていく人は、都を作って。
 これを繰り返したんじゃないかなって。証拠は、移民なんです。」

明治時代の日本では、長男以外は長男を手伝うか、
街を出るか、国を出るかという選択を迫られました。
現在進行形の”シリア難民”でもあるとも。

「弱い人が出て行く歴史なんですけど、
 ただ、シリア難民の場合は、本当に弱い人は動けなくて、
 空爆にあってますよね。出て行くのは小金持ちなんですね。」

今夜の選曲:COUNTRY BLUES / CHIEFTAINS , BUDDY & JULIE MILLER

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2017年01月11日

家畜とペットの違いと、”生を全うする” という言葉の意味。

探検家、医師の関野吉晴さん
武蔵野美術大学で行っている課外ゼミの
ドキュメンタリー映画『カレーライスを一から作る』では、
最初、ダチョウカレーを目指していました。

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「全部学生の案なんですけど、牛は大きすぎたので、
 ダチョウはどうですか?って言われて。
 都内近郊のダチョウ牧場にヒナを買いにいきました。
 でも、ダチョウって、世界で1番大きい鳥なんですけど、
 世界で1番気の小さい鳥なんです。」

ただ、ダチョウは飼育でも生存率20%と難しく、
ゼミで飼った3匹のダチョウは、全滅となってしまいました。
その後、ホロホロチョウと烏骨鶏の飼育に取り掛かります。

しかし、飼育していた烏骨鶏が卵を産んだ時のことでした。
名前をつけ育てていたことで、家畜からペットに変化してしまい、
ある社会人の生徒から、“殺せない”という意見が。

「卵を生み続け、生を全うするまで殺したくない、って言うんで、
 みんなでどうしようか、って話あったんです。
 では、”生を全うする”ってなんだろうって事ですよね。
 病気があるかもしれないので、自然死を食べる民族は誰もいません。
 結局食べられないって、そんな馬鹿な話はないだろうと。」

1人の女子生徒が、きちんと食べるべきである、と主張し、
烏骨鶏の解体を行い、カレー作りは進んでいきます。

今夜の選曲:COTTON EYED JOE / CHIEFTAINS , RICKY SKAGGS

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2017年01月10日

小学生や中学生に見て欲しい、ドキュメンタリー映画『カレーライスを一から作る』。

探検家、医師、
武蔵野美術大学教授の関野吉晴さんをお迎えしています。

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関野さんが大学で行っている課外ゼミの
ドキュメンタリー映画『カレーライスを一から作る』は、
都内での上映を終え、明日1月11日(水)より、
川越スカラ座でロードショーされます。

「実は、これは、2年目だったんです。
 今年は3年目やっているんですけど、
 1年目の様子見て、ドキュメンタリーになるかなって」

”カレーライスを一から作る”は、
小学校や中学校でやるべき内容の授業である、
と関野さんは感じていらっしゃるそう。
「目に見えて変わることは、そんなにないかもしれないですが、
 目立った例で言うと、映画の中で、
 なんで化学肥料使っちゃいけないんだ!って言ってた奴が、
 今は後輩に、なんで化学肥料がイケないのか、教えているんですよ。」
さらに、今は変わらなくても、
5年後、10年後に何かに気づいてくれれば、とも。

映画「カレーライスを一から作る」公式webサイトは こちら

今夜の選曲:GUADELOUPE / CHIEFTAINS , LINDA RONSTADT , LOS LOBOS

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2017年01月09日

ドキュメンタリー映画になった、話題の課外ゼミ!カレーライスを一から作る、とは?

探検家、医師の関野吉晴さんをお迎えしています。

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関野さんは、現在武蔵野美術大学教授として
10年以上にわたり勤務されていらっしゃいます。
そんな関野さんの大学での課外ゼミ、
”カレーライスを一から作る”が、ドキュメンタリー映画になりました。

「別にカレーじゃなくても、ラーメンでもピザでも。
 普段食べているものが、どうやって作られているのか、
 1から作ってみようじゃないか、っていうものです。
 皿、米、スパイス、塩、肉など、全部最初から育てて飼育する。」

立ち上げでは、150人くらいの参加者がいたものの、
最後カレーを食べられたのは、5分の1、30人弱まで減っていきました。
「有機農業していると、雑草取りがメインになってきますので、
 みんな、”こんなはずじゃなかった”って。」

ドキュメンタリー映画『カレーライスを一から作る』は、
川越スカラ座、1月11日(水)よりロードショーです。
映画「カレーライスを一から作る」公式webサイトは こちら

今夜の選曲:THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY / THE REEL WITH THE BERYLE
      / CHIEFTAINS

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2017年01月06日

1月9日から13日は、

探検家で、医師、
武蔵野美術大学教授の関野吉晴さんをお迎えします。


映画「カレーライスを一から作る」
探検家が憧れる探検家の素顔とは?
たっぷりとうかがいます。

■プロフィール■
1949年東京都生まれ。
一橋大学法学部在学中から、南米大陸を探検。
その経験から、現地医療の必要性を感じ、
横浜市立大学医学部に入学され、82年外科医に。
93年から探検家として、南米大陸アフリカまで遡行する旅、
グレートジャーニーを敢行されました。
現在では、武蔵野美術大学文化人類学の
教授でもいらっしゃいます。

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2017年01月06日

【Podcasting 第514回 】福岡伸一さん

今回のポッドキャスティングは、1月3日から1月6日放送分、
生物学者の福岡伸一さん。

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2017年01月06日

生物学者の福岡伸一さんをお迎えしています。

ゲストは、生物学者の福岡伸一さん。
2017年、読むべき1冊を伺うと、、、福岡さんご自身の本、
『生命科学の静かなる革命』をあげてくださいました。

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「すいません、この1月に満を持して出します。
 “生物と無生物のあいだ”の続編みたいなものです。
 ノーベル賞を受賞した、ロックフェラーの現役の先生に
 インタビューをして、”研究とは何か”、
 ”なぜロックフェラー大学は知の巨人を輩出できるのか”
 という秘密に迫りながら、自分の”小発見”の体験を含めて
 静かなる革命について書いた本です。」

そんな福岡さんの今年計画されていることは、”旨味プロジェクト”!
従来、旨味という概念は、西洋文化にありませんでした。
ですが、分子生物学の研究により、舌に基本四味の他にも
旨味の受容体が存在することが判明し、旨味が認知されてきました。
ラーメン、餃子、和食ブームのきっかけにもなりました。

一方で、旨味は”グルタミン酸ナトリウム”であるため、
毒でもあると、一時期言われていました。
「旨味というものが辿った、苦難の歴史、
 そして今これだけ世界が”美味い”という旨味ブームを
 もう一度アカデミズムと文化人類学的な観点から
 問い直したいな、というのが今年の学術プロジェクトです」

今夜の選曲: JUST YOU, JUST ME / JAYE P.MORGAN マリオン エヴァンス楽団

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2017年01月05日

プロの読者を育てる、知恵の学校。 2017年のテーマは、飛ぶ教室!?

生物学者の福岡伸一さんをお迎えしています。

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2015年11月にスタートした、プロの読者を育てる
会員制の学校『福岡伸一の知恵の学校』。
解剖学者:養老 孟司さん、エッセイスト:阿川佐和子さん
思想家:内田 樹さんなどをお招きし、
読書家が読んできた本を紹介しながら、
“読書の喜びを回復する”ことを目標に講義されてきました。

「今年のテーマは、”飛ぶ教室”です。
 東京に集まっている読者を連れて、どっか他所に行く。
 温泉地でも地方拠点都市でもいいんですけど、
 その地の人と本を通じて出会って、その中で議論をしてもらいたいんです。
 そういった場を作るために、私自身が出張する、というものです」

本を通じて文化的な日本を知ってもらえる機会にも
外国のお客様も大歓迎だとか!
福岡伸一の知恵の学校 (公式twitterアカウント)

今夜の選曲:SPEAK LOW / LENA HORNE / LENNIE HAYTON ORCHESTRA

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2017年01月04日

先輩である、大隅良典さんが受賞したノーベル医学 生理学賞! 日本における研究者の現状とは?

生物学者の福岡伸一さんをお迎えしています。

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大隅良典さんがノーベル医学 生理学賞を受賞したのも
2016年の大きなニュースでした。
大隅さんと福岡さんは、学会が同じ。
お互い時期は異なりますが、ロックフェラー大学で
研究していたという共通点もあります。

「大隅先生のオートファジー研究っていうのも、
 本当にオリジナル溢れる研究なのでノーベル賞に輝いたのは
 当然だと思うし、素晴らしい事だと思います。
 私として嬉しいのは、大隅先生の研究は、
 ”動的平衡”の証明なんですよ。」
オートファジーは、飢餓状態でなくても起きているそう。
本来、細胞は作る事よりも 壊す事に重きを置いていて、
その壊す仕組みを明らかにしたのが、オートファジー研究なのだとか。

大隅さんは、受賞後に ”基礎科学の重要性” について話されています。
「大隅先生の研究だって、最初は異端児的だったんですけど、
 だんだん花開いて、ノーベル賞につながったんです。
 だから、基礎研究って、役に立つかどうかは分からないんです。」

以前、研究には、薄く広く費用がかけられていましたが、
現在は、再生医療など産業界を潤す研究に、費用が集中しています。
「そうじゃない、地味な研究、地方大学は予算が足りたくなって、
 “貧すれば鈍する” みたいになって、
 大隅先生の中にも危機感があるんだと思います。」

今夜の選曲:IT DON’T MEAN A THING (IF IT AIN’T GOT THAT SWING)
      / ROSEMARY CLOONEY / DUKE WELLINGTON & HIS ORCHESTRA

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2017年01月03日

現地で見た、トランプ氏の当選後のニューヨーク市民の反応。

生物学者の福岡伸一さんは、
ニューヨークから帰国したばかりです。

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「私はNYのど真ん中、ロックフェラー研究所に
 お世話になっていて、知り合いには、
 トランプを支持していた人は誰もおりませんでした。」
トランプ当選について、”悪夢”と表現する人もいるほど、
ニューヨークは落胆ムードなのだそう。

普段であれば、観光客で混雑するトランプタワーも、
現在ではバリケードが張られ、バス停も無くなりました。
「よく分からない人を次々閣僚に選んできたり、
 完全にリアリティショーのノリで来てますよね。
 ただ、世界は動的平衡ですから、行ったり来たりして歴史は進んでいきます。
 イギリスのEU離脱と重なっていると思うんですよね。」
世界が動いている事は確かである、とも。

今夜の選曲: STOMPIN’ AT THE SAVOY /
       BENNY GOODMAN/TEDDY WILSON /LIONEL HAM

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