2017年01月20日
アラブ音楽の魅力。歌で世界に出来ることとは?
シンガーソングライターyaeさんは、
シリア難民救済のためのチャリティソングを
アラビア語で先日レコーディングされました。
「うちの母が小さい時から、
世界の音楽を聴かせてくれていたからか、
前世アラブ人だったのかな、と思うほど、
アラブの音楽がすごく好きなんです。」
そんな中、シリア内戦が激化。
悲惨な街の状況を見ていたyaeさんは、
日本の楽曲”椰子の実”を、アラビア語で歌う事を思いつきます。
「なんで恨みをもったり、殺してしまうのだろうって。
音楽って、そういった気持ちを抑えるような、
心のケアにならないだろうかって。
シリアの方に発音を1つ1つ教えてもらって、作りました」
南房総にスタジオを持つ、プロジェクト:MONK BEATと共に
クラウドファンディングで資金集めを行い、完成しました。
「子供達の未来に、これを送りたい、っていうことで、
収益を持って、12月にヨルダンまで行ってきました。
アラビア語、感動してくれました!日本人がアラビア語を
しゃべるだけでも感動してくれるんですけど(笑)
私にできること、なんだろうって、いつも思って、
歌をうたうことを大切に使っていきたいなと思います。」
▼シリア支援CDの購入は、こちらから
15周年を終えた2017年のyaeさん。
今後も美しい歌声で、世界を歩き思いを伝えていきたい、と
思いを語ってくださいました。
今夜の選曲:椰子の実 / YAE (みんなで作るシリア展)