2017年02月28日

新著で紹介するローカルヒーローたち。ナンパと街づくりの意外な関係性とは?!

ソトコト編集長の指出 一正さんの著書、
『ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論』
中には、たくさんのローカルヒーローたちが紹介されています。

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学生時代に東京でナンパ師をやっていたという、
長野県塩尻市職員の山田崇さんもローカルヒーローの一人。

人との距離を縮める、ナンパのスキルは、
街づくりにはすごく向いている、と指出さん。
「そもそも、知らない人に近づけるかっていうのが
 地域づくりには1番大事なことですから。
 そこで、山田さんはナンパのスキルを使って始めた
 プロジェクトが、”nanoda”という空き家を使った実験です」

シャッター通りをどうするかではなく、
シャッターが閉まっている空き家を借りよう、と始まった、
『空き家から始まる商店街の賑わい創出プロジェクトnanoda』

身の丈にあったことからスタートさせようと、
”焼き鳥を食べる会なのだ”、“映画を観る会なのだ”
“お茶、なのだ”など、誰もが参加出来るイベントを行っています。
「たくさんの人数を集める爆発的な効果ではなくて、
 持続的に面白いまちづくりを、松本の隣の穏やかな街で
 やっていて、全国から人が見にきたり、学生が移住してきたり。
 不思議な作用が出てきています。」
地域を大きく動かす、スーパー公務員がいるか、どうかで
まちづくりが面白くなっていくかが決まる、とも。

最近では、スマートフォンの普及により、
どの場所からでも情報を発信できることが、
地域が伸びる理由の1つでもあるとか。

今夜の選曲:TAMP ’EM UP SOLID / RY COODER

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2017年02月27日

加速する、日本のローカルと地方創生について。新潟県の限界集落、奇跡の復活物語!

ソトコト編集長の指出 一正さんに
前回ご出演いただいたのは、2015年年末。

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その時、『キーワードはローカル、地方創生だ』とおっしゃっていました。
「1年で爆発的に加速して、今では
 僕、ほとんど東京にいなくなっちゃいましたね(笑)」

ポプラ社から発売された、指出さんの著書、
『ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論』
も人気の1冊になっています。
中には、”I(アイ)ターン”で地域おこしを行う、
多田 朋孔さんのお話が入っています。

多田さんは、限界集落と呼ばれていた、
新潟県の十日町・池谷を奇跡の回復をさせた伴走者です。
「実際に自分がトップで何かをするわけじゃなくて、
 地元の皆さんがどういう町にしたいか聞いて、
 近い未来づくりに携わっていて。」
5年前に掲げた、池谷集落の未来予想は、
現在ほとんど達成されています。

「ビックリしたんですけど、集落の皆さんに、
 ”多田さんが来て何か変わりましたか?”って聞くと、
 何も変わらないよって普通に言うんですよ。
 これが多田さんの凄さで、劇的に何か変化があると
 絶対に揺り戻しがあるわけですよ。
 池谷では、3年前、5年前に描いた未来がちゃんと実現してる。
 この自然に変化が起きているというのが、多田さんの技です。」

今夜の選曲:WE SHALL BE HAPPY / RY COODER

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2017年02月24日

2月27日から3月3日までは、

ソトコト編集長の指出 一正さんをお迎えします。

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『ますます地方が面白い!』
ソトコト流、ローカル再生論について、たっぷりと伺います。

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2017年02月24日

【Podcasting 第521回 】大宮エリーさん

今回のポッドキャスティングは、2月20日から24日放送分、
作家の大宮エリーさん

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2017年02月24日

やっと辿り着いた、絵を描くという仕事。

画家としても活躍される、作家の 大宮エリーさん
エッセイでも、多くの人を勇気づけています。

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お母さんの介護をされる男性から、ある時お礼を言われたそう。
「お母さんが全然笑わなくて、会話もなくて、
 もう来なくていいって言われちゃったんですって。
 泣いて病院から帰ったりしていた時、
 このエッセイを、お母さんに渡してみたら、
 初めて笑ったわって言われて、共通の話題ができたって。」

生活のために仕事をするという大宮さんは、
絵を描く時だけは、すごく楽しく心が安定しているそう。
大宮さんの絵を評価する、ベネッセミュージアムの福武さんからは、
”今まで様々な仕事をしてきたから、この絵がある”と言われているのだとか。
「編集、物語を書いた、それは全部、
絵のトレーニングだったんじゃないかって。
 やっと40歳にして辿り着いたっていう。」

薬学部出身の大宮さんの描く絵は、
人体に様々な影響を与える絵になっています。
「久高島の絵を展示したら、そのギャラリーから連絡があって、
 “その青い絵の前でバタバタ人が倒れて寝てます”って。
 私説明はしてないのに、その久高の絵の前で眠気が起きるって、
 これって”メディスン”ですよね。だから、やれてるんだなって。」
ハワイ島で描いた絵を飾ったとき、写真家:レスリーキーさんから
”なんか暑い!”と言われたことも。

今後は、病院や老人ホームなどに、
効果のあるような絵を飾ってみたい、とも大宮さんはおっしゃいます。

今夜の選曲:真夜中のHIDE AND SEEK / MISIA

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2017年02月23日

動画配信で、日本全国の人と酒を飲む! お酒で繋がる仕事の縁。

画家としても活躍される、 大宮エリーさんは、
動画配信でのトーク番組『スナックエリー』
毎週水曜日に開催しています。

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以前はUstreamで、現在はLINE LIVEで行っています。
最長記録は、ミュージシャンの七尾旅人さん。
「基本1時間くらいなんですけど、
 旅人くんは2時間くらい喋って、夜中12時くらいから
 ギター出してきて、今からやるの?!って(笑)」

そもそも配信し始めたきっかけは、
街中でいろんな人に飲みに誘われたこと。
「私敷居が低いのか、知らない人に
 エリーさんですよね?飲み行きましょうって言われたり、
 携帯の電話番号教えてって言われたりして。
 さすがに携帯は教えられないので、インターネットで
 飲む姿を生配信して、そこにお客さんが来てもらうようにしたんです」
大宮さんの”目がすわっていく様子が面白い!”と話題になり、
様々なゲストが登場してくれるようになったそう。

大酒飲みの大宮さんは、たくさんの伝説を残しています。
「斉藤和義さんから、昨日エリーを路上で見つけたって言われて、
 坂の傾斜を利用して寝てたみたいで(笑)
 起こしてくれて、家近かったので送ってくれて。
 それを聞いて、お酒は嗜む程度にしようって思いましたね」
ほかにも、大宮さんは酔って家に帰ると、
カレーを作って食べようとする、謎の習慣があるそう。

今夜の選曲:罪滅星 / おおはた雄一

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2017年02月22日

青森・十和田の次は福井へ。作品作りに欠かせない自然のエネルギー!

作家、脚本家、映画監督、CMプランナーなど
様々な分野で活躍されているの 大宮エリーさん
最近は、画家としても活動されています。

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画集「emotional journey」には、ハワイ島の
マグマを見た時に描いた作品も入っています。
画集の帯には、北野武さんからのコメントが、
“とにかく、世界へ行きなさい” と入っています。

「アフリカは、絵を描くエネルギーを貰える気がして。
 でもちょっと、アフリカはまだ行けてないです。
 今年行きたいの、本当。」

大宮さんは、土地のエネルギーで作品を作っており、
今年は福井県・金津創作の森でも、作品を作り上げる予定。
まだどんな作品が出来るかわからない、と大宮さん。
「私、はみ出したくてはみ出してるわけじゃなくて、
 本当は、皆みたいに王道、メジャーなことしたいんですよ?(笑)」
自然のエネルギーを感じる作品を生み出す、草間彌生さんとも
いつかお会いしてみたい、とも。

今夜の選曲:あの頃の匂い / おおはた雄一

【リスナーご招待のお知らせ】
LOHAS TALK 公開収録を、
3月7日(火) に丸の内 MC FORESTで行います。
  このイベントに、抽選15組30名様をご招待します。
ご応募・詳細は、こちらから。
*締め切りは、2月26日(日) 。

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2017年02月21日

沖縄の久高島でのスピリチュアルな体験と塩釜での交流。

作家、脚本家、映画監督、CMディレクター、CMプランナーなど
様々な分野で活躍されているの 大宮エリーさん

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近年では画家としても活躍され、
今年は、福井県・金津創作の森で開催予定です。
「私、自然にエネルギーもらって描いてるんです。
 で、タイトルは、This is Forest Speaking 、
 ”もしもし、こちら森です!”みたいな、
 森が喋っている展覧会にしたいと思っています。」
広い美術館の中に、今までの大作を飾る予定だとか。
作品の中には、沖縄・神の島と呼ばれる、久高島で描いた
13mの作品も展示予定。

最新の写真集『見えないものが教えてくれたこと』には、
久高島での不思議な体験についても書かれています。
「久高島で、神様の儀式を受けた後に40度の高熱が出て、
 “絵を描いたら治る”って言われて、海の絵を、13mに描いて、
 そしたら熱が落ちたんですよ(笑)
 いままで、こういうスピリチュアルなことは、
 言わない方がいいって隠してきたんですけど、、、」

久高島に行くスケジュールも、偶然空いた日が、
島の人しか知らない島の儀式の日。
現在でも縁があり、何度も訪れ、
創作活動をする上でも、大切な場所になっています。

写真家:平間至さんの誘いで、
東日本大震災以降通う、宮城県・塩釜の杉村惇美術館でも
画家としての活動をされています。
「子供達と、海の美しさを伝える展覧会をやりたい、という事で、
 浦戸諸島まで行って、平間さんが写真撮ってる中、私は絵を描いて。
 お題が、子供達が、驚く海の絵、だったんですよね」 
そこで、大宮さんは、海を見続けている、大きなユリ達を描き、
子供達を見事驚かせることに成功しました!

今夜の選曲:流星 / 斉藤和義

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LOHAS TALK 公開収録を、
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2017年02月20日

大宮エリー流! 心のシャッターの開け方とは?

作家、脚本家、映画監督、CMディレクター、CMプランナーなど
様々な分野で活躍されているの大宮エリーさん

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近年は、画家としても精力的に活動されています。
昨年には、青森の十和田現代美術館でも、絵画展を開催されました。
「小山登美夫さんのところにいて、最初の2015年の絵画展に
 今副館長をされている、児島やよいさんがいらして、
 いいねって言ってくださって。
 美術館で思ってたら、翌年できることになりまして。」

さらに、美術館の周りの商店街が、
”シャッター商店街”になっていることから、
町おこしを含めた、大きなプロジェクトへと進んでいったそう。
「うまく商店街とコラボ出来ていないっていうのがあって。
 じゃあ、シャッターに絵を描けばいいじゃんっていう
 簡単な事じゃなくて、街の方に聞くと、
 ”心のシャッターも降ろしてる訳だから…”って言われて。」
そこで、シャッターは最終的に、白のペンキで作品を塗りつぶし、
作品を残さず現場復帰を行うことを条件にし、描き続けたのだとか!

「そしたら、街の人がだんだん、現場復帰しなくていいってなって。
 でも、結局どうやって、心のシャッター開けたかというと、
 『十和田の酒を浴びるほど飲んだ』 んですよね、、、
 そしたら、皆に心配されて、シャッターの許可も、
 どんどん取ってくれるようになって(笑)」
商店街協会の方々とも打ち解け、シャッターだけでなく、
アーケードにもカラーセロファンで虹を作ったり、
商店街の空き店舗に作品を壁紙にして飾るなど、
考えつく、様々なアイディアを実現されていったのだとか。

今夜の選曲:ONLY YOU / おおはた雄一

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LOHAS TALK 公開収録を、
3月7日(火) に丸の内 MC FORESTで行います。
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*締め切りは、2月26日(日) 。

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2017年02月17日

2月20日から24日までは、

作家の大宮エリーさんをお迎えします。

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規格外の行動、画家としての活動など、
たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1975年、大阪府生まれ。 広告代理店勤務を経て、
2006年に独立され、映画監督、作家、脚本家など、
様々なメディアで活動する一方、
2012年より本格的にアートの活動をスタート。
体験型の個展の発表や、2015年には
初の絵画展「emotional journey」を開催し、
精力的に活動されています。

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2017年02月17日

【Podcasting 第520回 】古見きゅうさん

今回のポッドキャスティングは、2月13日から17日放送分、
水中写真家の古見きゅうさん

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2017年02月17日

世界の海を見て、感じる奥深さ。次のフィールドは、日本の海?

水中写真家、古見きゅうさん
世界中の海で撮影されてきました。

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「アメリカといっても、西海岸と東海岸では海は違うし、
 自分で世界を描けるように、ちゃんと記録したいなと思って、
 その延長で日本の海を見ると、奥深いなって気づいてきました。」
最近では、クジラの撮影もされたという古見さんですが、
あまりの大きさに打ちのめされてしまったそう。

近年続けているのは、日本の海を作品にすること。
「いろいろな側面から日本の海のことを考えていくと、
 生き物の発生源のサンゴ礁があって。
 それが南の発生源だとすると、北では流氷になると思うんです」

ロシアから植物性プランクトンを含み、
北海道にやってくる流氷は、豊かな漁業資源につながっていきます。
流氷で撮影をしていると、トドやオットセイなど
大きな生物に遭遇することも。

今夜の選曲:WHEN DEBBE’S BACK FROM TEXAS / STINA NORDENSTAM

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2017年02月16日

トラック諸島の沈没船をテーマにした写真集。撮影のきっかけと苦労。

水中写真家、古見きゅうさん
2015年には写真集『ザ・セブン・シーズ』、
『トラック・ラグーン トラック諸島に閉じ込められた記憶』、
『WAO!』と、3冊続けて出版されました。

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中でも、『トラック・ラグーン』は、
トラック諸島の沈没船をテーマにした作品です。

きっかけは、トラック諸島(現在はチューク諸島)に
ダイビングショップを開くために移住した
インストラクターの同期の親友のところへ行ったこと。
「いつか撮影に来てよって言われて、
 行ってみたら、たくさん船が沈んでいることに気づいて、
 そこからでしたね。」

撮影していた当時は、航空機も合わせると43。
ですが、見ることの出来ないほど深いところにもあり、
数は正確にはわからない状況です。

「沈船って、僕らが普段潜る深度じゃないところに
 あったりするんですよ。一番深いと70m以上ありましたね。
 それは通常レジャーでは行かないところなので、
 上がってくる時の減圧の時間が数時間単位になって大変でした。」

今夜の選曲:I’LL BE CRYIN’ FOR YOU / STINA NORDENSTAM

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2017年02月15日

なぜ魚を撮り続けるのか? 作品のテーマは、WA !

ダイビングガイドだった古見きゅうさんは、
2003年に水中写真家に転身されました。

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「魚って、何考えているか分からないじゃないですか。
 どうやったら魚に近づけるんだろう、とは思ってました。」

魚たちのコミュニケーションを題材にした企画からはじまったという、
ウミガメが表紙になっている、古見さんの初の写真集『WA!』。

表紙の写真はよく見ると、亀の上にコバンザメが乗っていて、
これは、古見さんが表現したい
”海のコミュニケーション” が詰まっています。
「WA!っていうのは、輪っかの”わ” だったり、
 対話の ”わ”だったり、平和の “わ” だったり。」

この当時から、ダイビングガイドではなく、
水中写真家として活動し、自身のテーマを企画にして、
売り込むために、作品を撮る毎日なのだそう。

今夜の選曲:HE WATCHES HER FROM BEHIND / STINA NORDENSTAM

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2017年02月14日

転身前の職業、ダイビングインストラクターのお仕事。

水中写真家の古見きゅうさんをお迎えしています。

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古見さんが最初に潜ったのは、高校卒業後、
専門学校の授業でした。
そして在学中にダイビングインストラクターの資格を取り、
海の近くいるため、和歌山県串本町で
ダイビングガイドとして勤務されます。

1日2回潜り、1回では1時間半。
4〜5人の方をガイドしながら潜ります。
お客さんの緊張をほぐすのも、ガイドの仕事です。

「ファンダイビングは、10〜20mぐらいの間ですね。
 マックスでも30mぐらいですね。
 最近は、カメラを持っている方も多いので、
 事前には、どんな魚とか景色が見れるとか説明します。」

今夜の選曲:LITTLE STAR / STINA NORDENSTAM

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2017年02月13日

海の撮影でいち早く気づく、サンゴの白化現象。

水中写真家の古見きゅうさんをお迎えしています。

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もともとは、海に潜りたいと思うよりも前に、
魚を毎日見たいと思ったことがきっかけだったそう。
「家で魚を飼っていて、それが発展して
 海に潜れば、毎日魚を見る事ができるって思って。 
 淡水の熱帯魚じゃなくて、海の熱帯魚しか興味がなかったんです。」

古見さんが撮影した写真集「白化現象の記録」が
日経ナショナルジオグラフィック写真賞2016のネイチャー部門で
最優秀賞を先月受賞しました。
「去年1年の中で起こった現象を記録したんですね。
 フィールドは、沖縄西表島、石垣島、宮古島、
 あとインド洋のモルディブですね」

珊瑚の白化現象は、昨年夏、日本でもやっと話題になりました。
ですが、古見さんはインド洋のモルディブで
昨年は2月の時点で、珊瑚の白化現象の予兆を感じたそう。
「これは、日本も夏の時期に白化が起こるんじゃないかなって
 思いましたね。1つの地点だけではデータとしてわからないので、
 八重山諸島の中でもいろんな場所にいってましたね」

海の中で活動する、古見さんだからこそ、
いち早く温暖化を感じる事ができるのかもしれません。

今夜の選曲:MEMORIES OF A COLOR / STINA NORDENSTAM

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2017年02月10日

2月13日から17日は

水中写真家の古見きゅうさんをお迎えします。

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■プロフィール■
1978年東京都生まれ。
専門学校で、スキューバダイビングの
インストラクターの資格を得たのち、1999年から
和歌山県串本町でダイビングガイドとして
海中を案内するなかで、魚の撮影をスタート。
フォトコンテストに入賞したことをきっかけに、
現在は、水中写真家として活躍されていらっしゃいます。

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2017年02月10日

【Podcasting 第519回 】川端潤さん

今回のポッドキャスティングは、2月6日から10日放送分、
AIRPLANE LABELの川端潤さん。

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2017年02月10日

ミャンマーの次は、モンゴル! 世界を回る、新たな映画の構想。

音楽レーベル、AIRPLANE LABELを立ち上げ、
写真家、作曲家、映画プロデューサーとしても
活躍される、川端潤さんをお迎えしています。

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多くのジャンルで、様々な活動をされる川端さん。
2014年に長岡アジア映画祭に出品した、
ドキュメンタリー映画
『Beauty Of Tradition “ミャンマー民族音楽への旅”』のために
撮影していた、”ミャンマーの民族音楽”も、さらに掘り下げていくそう。
続編の撮影が終わった段階で、これから編集をしていくのだとか。

「以前から、モンゴルの民族音楽にも注目してて、
 前回は、馬頭琴とピアノの演奏のものだったんですけど、
 今度は、おじいさんが歌っているような伝統的な音楽だけを
 馬頭琴で演奏して、もう録音しました。」

世界各地を旅する 川端さんは、
毎年年末はヨーロッパに行き、昨年末はパリに行ったそう。
さらに、川端さんは、インドよりもアフリカ派!
「インドの、1日1つ何かすればいいっていう時間の流れとは違う、
 アフリカの時間の流れにハマったんです。
 ケニアのイクバルホテル行きました?
 あそこのカレーよく食べましたね(笑)」

今夜の選曲:ISLAND / JUN KAWABATA

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2017年02月09日

映画プロデューサー、さらには作曲家、写真家としての活動。

音楽レーベル、AIRPLANE LABELを立ち上げ、
写真家、作曲家、映画プロデューサーとしても
活躍される、川端潤さんをお迎えしています。

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2014年には、長岡アジア映画祭にドキュメンタリー映画
『Beauty Of Tradition “ミャンマー民族音楽への旅”』
を出品されました。
映画制作のきっかけは、先輩からの紹介で
事務所にミャンマー人の従業員が入ったことだったそう。

「うちのエンジニアが、ミャンマーに遊びに行ったら、
 どうせならミャンマーの音楽を録音しようってなりました。」
当時、首都ヤンゴンで、40日間、100曲を録音!
200年前のラブソングの収録にも成功し、
ポレポレ東中野でも上映されました。

1月25日には、ミュージシャン:三浦みゆきさんの
編み物の写真集『CARILLON』が発売されました。
三浦みゆきさんのアルバム『CARILLON』と
同じタイトルになっています。

国際会議などでのPA業、機材レンタル、
映像編集、ナレーション録音などの裏方もこなす川端さん。
最近では新たな写真集と映画の準備も進めているのとか!

今夜の選曲:HEAVEN / MIYUKI MIURA × MALIN HARUE

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2017年02月08日

写真家エド・ヴァン・デル・エルスケン氏のアシスタント時代について。

音楽レーベル、AIRPLANE LABELを立ち上げ、
写真家、作曲家、映画プロデューサーとしても
活躍される、川端潤さんをお迎えしています。

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川端さんは、オランダの写真家、
エド・ヴァン・デル・エルスケン氏の
アシスタントをされていました。出会いは、日本でした。
「僕写真が上手くなくて、教えてもらいなさいって
 紹介されたのがエルスケンで。
 撮る姿勢がすごくて、猪突猛進。
 追っかけまわして、歩き回って探すっていう
 そのスタイルがすごいなっていう印象ですね」

肉食系カメラマンのエルスケン氏は、日本で浅草の三社祭や
代々木の学生運動の写真を撮っていました。
「”あいつの写真撮りたいから交渉してこい”って言われて、
 その学生運動しているこに近づいて、
 突然広角で近づけて撮ってて、すごいなって」

歌舞伎や相撲などの日本の伝統文化ではなく、
横断歩道の信号機など、外国人であるからこその視点で
日本の様々な場所を撮影していたとか。

今夜の選曲:QUIET SUN / JUN KAWABATA

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2017年02月07日

写真家:星野道夫さんとのコラボレーション!レーベル最新作、アラスカ。

音楽レーベル、AIRPLANE LABELを立ち上げ、
写真家、作曲家、映画プロデューサーとしても
活躍される、川端潤さんをお迎えしています。

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AIRPLANE LABELの最新作、『アラスカ』は、
写真家:星野道夫さんのエッセイの朗読と
サウンドトラックが収められた2枚組です。
「去年ホールで、この『アラスカ』の喋りと
 音楽とライティングでイベントをやったんですよ。
 超満員になって、そういう方達に届けば良いなと」

1990年代にも、星野さんの写真と
音楽のゴラボ作品を制作されています。
「星野さんあんまり話される方じゃないんですけど、
 ”アラスカって何色ですか?”って思いついて聞いたら、
 “ブルー。氷の。”って言われたんです。
 それが僕にとっては、印象的な会話でしたね。」

今夜の選曲: アラスカからのメッセージ / 磯部弘×中島まさる

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2017年02月06日

シリコンバレーで見た音楽レーベルの形を日本にも!

川端潤さんが立ち上げられた、
音楽レーベル”AIRPLANE LABEL”では、
ジャズや実験音楽などのCDを作っています。

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レーベル立ち上げには、SONYでのアルバム制作経験や、
5年ほどIT関係で働かれていた時代に訪れた
シリコンバレーでの出会いが関わっています。

「その時に、そこに音楽レーベルの変わったスタイルがあって。
 暗い地下室に、MACが100台くらい並んで、
 ケーブルがぐちゃぐちゃになってて、
  “好きな音楽を自分で配信出来るスタイル”が
 次のスタイルだな、って思ったのがきっかけですね。」

昨年12月にできた新しいアルバム、
『LOOKING FOR THE QUIET SUN ”静かな太陽を探して”』
こちらは、川端さんが考案した、
3部作品の最後となるアルバム1枚です。
「好き勝手につくったアルバムで、
 これをもとに3年後位に、映画を作ろうと思ってます。
 最初に音からイメージして、街とか人の写真を撮って
 次のイメージを固めていっています。
 結構バカなの作ろうと思ってますけど…(笑)」

今夜の選曲:BERLIN / JUN KAWABATA

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2017年02月03日

2月6日から10日は

AIRPLANE LABELの川端潤さんをお迎えします。

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音楽、映画、写真。
多岐に渡る活動について、たっぷりと伺います。

■プロフィール■
1957年東京生まれ。オランダの写真家、
エド・ヴァン・デル・エルスケン氏のアシスタントをされ、
写真集を発表される一方、
1997年音楽レーベル『AIRPLANE LABEL』を設立。
2000年代からは、映像の世界にも進出され、
写真家、作曲家、そして、映画プロデューサーとして
活躍されていらっしゃいます。

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2017年02月03日

【Podcasting 第518回 】田中綾華さん

今回のポッドキャスティングは、1月30日から2月3日放送分、
Flowery株式会社の代表取締役で、
バラの無農薬栽培に取り組む、田中綾華さん。

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2017年02月03日

世界一の学生起業家を目指して!目標は、海外進出とバラの新種開発!

Flowery株式会社の代表取締役で、
“食べられるバラ”の栽培に取り組む、
田中綾華さんをお迎えしています。

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今年は、海外進出も考えていらっしゃるとか!
「香港のそごうさんで販売させていただきました。
 海外にもバラ好きを増やしたいな、と思っています。
 新しい品種を作るのは、5年かかるんですが、
 いつかは作りたいです。」

田中さんは、世界50カ国が参加する学生起業家の
ビジネスコンテストで日本代表を勝ち取りました。
3月にはジャカルタでアジア大会、
4月にはフランクフルトで世界大会があります。

「これは、世界一の学生起業家を決めて、みんなで競争して
 良い経営者を生み出そう、というものです。
 12分間のプレゼンをして、5分間の質疑応答があります。」
審査員は、経営者団体EOに所属する
年商1億円以上の起業家で経営者の方々です。

そんな田中さんの旅は、やはり花、バラが中心。
「ハウステンボスさんも好きですし、
 5月、6月には全国各地でバラのお祭りが開催されて。
 そういったところには必ず足を運びます。」
現在はバラ中心ですが、他のお花の栽培も興味があるとか。
新たな事業が立ち上がるかも、しれません。

今夜の選曲:THERE IS NO ROSE OF SUCH VIRTUE / STING

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2017年02月02日

バラのジャム、バラのクッキー。1輪も無駄にしない、加工品の数々。

Flowery株式会社の代表取締役で、
“食べられるバラ”の栽培に取り組む、田中綾華さんをお迎えしています。

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現在では、ジャムやクッキーなどの食品、
ローズウォータやフレグランスなどの化粧品を含め、
加工品の製造、販売を手掛けていらっしゃいます。
通販でも販売されていますし、都内では、
恵比寿で行なわれているマルシェで購入可能です。

「満遍なく人気ですが、一押しはジャムです。
 ジャムの中に花びらが入っていて、紅茶の中に入れたり、
 お湯で溶かしてローズティーにしたり出来て便利です。」
咲いたバラは、食用の生花はレストランに出荷し、
流通しきれなかったバラは、1輪も無駄にしたくないという思いから、
全て冷蔵保存し、加工用にされています。

Rose Ayaシリーズ商品ラインナップ

今夜の選曲: HONEYSUCKLE ROSE / LOUIS ARMSTRONG

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2017年02月01日

お肉と一緒にバラを食べる! 無農薬でバラを育てる苦労について。

Flowery株式会社の代表取締役で、
“食べられるバラ”の栽培に取り組む、田中綾華さんをお迎えしています。

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“食べられるバラ”は、様々な活用レシピが存在し、
最近では、お肉と一緒に食べられる場合も!
汐留 /so/ra/si/o/
*メニューは随時変わりますので、
 必ずしもバラを使用したメニューではありません.

“食べられるバラ”の栽培で一番苦労する事は、”虫”。
「花が香るので、寄ってきちゃうんです。
 うちだと、木のお酢を使って防いだり。
 ビニールハウスでも隙間から入ってきちゃう事もあります。」
現在では、田中さんが運営する”Rose Aya FARM”では
5〜6種類のバラを栽培されています。

ビニールハウスの中の場合、
室温は22〜25度、湿度は70%がベストだそう。
「1輪のバラは、日平均25度だったら、
 累計で1000度で咲くって言われていて。
 今ビニールハウスがある深谷市は、
 日光の強い熊谷市の近くで、暖かくて、
 気候もよかったんです。」

今夜の選曲: ROSE GARDEN / LYNN ANDERSON

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