2017年02月16日
トラック諸島の沈没船をテーマにした写真集。撮影のきっかけと苦労。
水中写真家、古見きゅうさんは
2015年には写真集『ザ・セブン・シーズ』、
『トラック・ラグーン トラック諸島に閉じ込められた記憶』、
『WAO!』と、3冊続けて出版されました。
中でも、『トラック・ラグーン』は、
トラック諸島の沈没船をテーマにした作品です。
きっかけは、トラック諸島(現在はチューク諸島)に
ダイビングショップを開くために移住した
インストラクターの同期の親友のところへ行ったこと。
「いつか撮影に来てよって言われて、
行ってみたら、たくさん船が沈んでいることに気づいて、
そこからでしたね。」
撮影していた当時は、航空機も合わせると43。
ですが、見ることの出来ないほど深いところにもあり、
数は正確にはわからない状況です。
「沈船って、僕らが普段潜る深度じゃないところに
あったりするんですよ。一番深いと70m以上ありましたね。
それは通常レジャーでは行かないところなので、
上がってくる時の減圧の時間が数時間単位になって大変でした。」
今夜の選曲:I’LL BE CRYIN’ FOR YOU / STINA NORDENSTAM