2017年02月28日
新著で紹介するローカルヒーローたち。ナンパと街づくりの意外な関係性とは?!
ソトコト編集長の指出 一正さんの著書、
『ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論』。
中には、たくさんのローカルヒーローたちが紹介されています。
学生時代に東京でナンパ師をやっていたという、
長野県塩尻市職員の山田崇さんもローカルヒーローの一人。
人との距離を縮める、ナンパのスキルは、
街づくりにはすごく向いている、と指出さん。
「そもそも、知らない人に近づけるかっていうのが
地域づくりには1番大事なことですから。
そこで、山田さんはナンパのスキルを使って始めた
プロジェクトが、”nanoda”という空き家を使った実験です」
シャッター通りをどうするかではなく、
シャッターが閉まっている空き家を借りよう、と始まった、
『空き家から始まる商店街の賑わい創出プロジェクトnanoda』。
身の丈にあったことからスタートさせようと、
”焼き鳥を食べる会なのだ”、“映画を観る会なのだ”
“お茶、なのだ”など、誰もが参加出来るイベントを行っています。
「たくさんの人数を集める爆発的な効果ではなくて、
持続的に面白いまちづくりを、松本の隣の穏やかな街で
やっていて、全国から人が見にきたり、学生が移住してきたり。
不思議な作用が出てきています。」
地域を大きく動かす、スーパー公務員がいるか、どうかで
まちづくりが面白くなっていくかが決まる、とも。
最近では、スマートフォンの普及により、
どの場所からでも情報を発信できることが、
地域が伸びる理由の1つでもあるとか。
今夜の選曲:TAMP ’EM UP SOLID / RY COODER