2017年03月28日
新豊洲に、誰でもスポーツができる場所を!
先日丸の内MC Forest で行われた、
番組公開収録の模様をお届けしています。
2012年で引退され、”スポーツと様々なモノを繋げる”
活動を続けている、為末大さん。
昨年12月にオープンした『新豊洲 Brillia ランニングスタジアム』の
館長を務めていらっしゃいます。
こちらの施設は、ドーム型で、60mの陸上トラック、ラボが入っています。
「60mって、室内競技の公式距離なんです。
素材は、リオのオリ・パラでも使われたもので、
きっと新国立競技場にも使われるだろう、と言われています。
コンセプトは、”障がいも年齢も、隔たりが無くスポーツできる事”で、
今では、3~4割は障がいをお持ちの方がいらしてます。」
『新豊洲 Brillia ランニングスタジアム』には、
競技用義足、”Xiborg”の制作、研究室があります。
こちらでは、カーボン素材でつくられる板バネを
トラックを走ることで、角度など微調整を行っています。
リオのパラリンピックでは、Xiborg の義足を使用した
佐藤圭太選手がリレーで銅メダルに輝きます。
「でもまだ、世界との差は大きな差があって、
2020年には、彼個人で決勝に残れるように、
Brillia ランニングスタジアムで練習をしています。」
カーボンを何層重ねるのか、どのような角度で曲げるか
どの圧力で繋げるのか、などは 選手それぞれ。
日々、選手の走行を研究しているそう。
今夜の選曲:IT’S GOING TO TAKE SOME TIME / CARPENTERS