2017年03月29日
スポーツを通じる様々な活動。父子チャレンジプロジェクトとは?
先日丸の内MC Forest で行われた、
番組公開収録の模様をお届けしています。
ゲストは、元陸上選手で、スポーツコメンテーターとして
活躍されている、為末大さんです。
活動の1つに、スポーツを通じた教育と社会のあり方を考える
『父子(ちちこ) チャレンジアカデミー』があります。
この活動では、スポーツを使い、
親子、さらには子供同士も交流してきます。
「父子って珍しいですよね。親子でいいって炎上しそうですけど
でも、これって、父子にすることで、
お母さんと子供、お父さんと子供の比率が半々になるんですよ。
親子にすると、お母さんが9割になってしまうんです。」
開催場所は、なるべく東京周辺以外で、
日帰りできないような地方で行うようにされています。
「ウォーミングアップって、結構2人で対になっていて。
例えば、子供をおんぶして、その子供が親の体を
地面に足をつけずに、回るっていうのとか。
いきなり2人だと気恥ずかしいかもしれないけど。」
昨年11月には、三菱商事が取り組む、
障がい者スポーツ応援プロジェクト DREAM AS ONE. と一緒に
『父子(ちちこ) チャレンジアカデミー SPECIAL FES』を開催しました。
こちらは、色んな競技の体験をして周るというイベントでした。
「普通に告知すると、障がいを持った子供が1人、2人だけになって
世の中見渡すとそんな事は無いので。
もう少し当たり前に、障がいに関係無く、自然にスポーツをする環境を
作れないかな、と思っていまして。」
楽しんでスポーツをする子供たち、さらには障がいを持つ子供たちが
陸上スポーツへの興味の高まりを感じたそう。
「耳が聞こえない子が居たんです。
彼らは言葉でコミュニケーションをしないと出来ない
チームスポーツが難しいんですけど、
陸上競技は、見たものを真似すれば成立するので。
そういう子が、陸上やってみたい、って言ってくれて。
喜んでくれる子もいたし、良かったなって。」
今夜の選曲:SING / CARPENTERS