2017年04月03日
協会設立のきっかけ。活動に込めた思いとは?
NPO法人日本バリアフリー協会代表理事の
貝谷嘉洋さんをお迎えしています。
貝谷さんは10歳で進行性筋ジストロフィーと診断され、
14歳から車椅子を使用されています。
自身が設立したNPO法人日本バリアフリー協会、
この動機について「高校受験をしているんですけども、
その時に行きたかった高校の受験も入学も
認められないということがあったんですね。昔の話ですけども…」
「障がいを持っているだけでダメっていうのは
ないんじゃないかとずっと思っていました。」
「障がいがあってもチャンスを与えられれば、
できることは沢山あるってことを知ってもらいたい。それも楽しく、
広く一般の人に知って頂きたいという思いで立ち上げました。」
日本でバリアフリーという言葉が普及したのは1990年以降。
貝谷さんが育った80年代、当時の学校の環境について
「車椅子で学校の中を動くっていうのはすごく大変なことで…
まだバリアフリーという考え方自体がなかったという時代ですね。」
「そもそも車椅子の人が普通の学校に行くということを前提に
設計されてなかったということだと思います。」
今夜の選曲:FOR ONCE IN MY LIFE/STEVIE WONDER