2017年05月31日
2018年の動物愛護法改正に向けて
女優、動物愛護プロジェクト「Tier Love(ティア・ラヴ)」
主宰の浅田美代子さんをお迎えしています。
『動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)』が
2018年に改正予定であることを受けて浅田さんは、
ご自身のサイトなど通じて署名活動を行っています。
「法律をきちっとしていない限り、悪徳の繁殖業者が
なかなか摘発されないんですね。なので、
ヨーロッパのような数値規制が必要だというのと、
飼い主さんネグレクトも今助けられない状態なので、
そういうのも対応できるようにするために法改正が
必要なんですね。」
今回の改正案の中で焦点にもなっている
「生後8週齢」規制。これについて
浅田さんは、子犬が親犬から
社会性を学ぶ、免疫をつける時期であるとして、
最も大事なことだと語ります。
「『8週齢』というものがあるんですが、
親犬から子犬を8週間 離してはいけないという
もので、これは親犬との間で子犬が社会性を学んだり、
免疫をつける時期なんです。
なので、甘噛みしているうちに、痛いと教えていくことが
大事なのですが、教えないでそのまま市場に出ると
噛み付いたり、過剰に吠えたりする犬たちが増えてしまう。
そして、それを飼った人たちが、言うことを聞かないと
捨ててしまうという悪循環になっているんですね。
だから、この『生後8週齢』規制は絶対に
通していかなくてはならないですね。」
今夜の選曲:NUEVA ERA / DAYME AROCENA