2017年05月08日
お二人のプロフィール、競技との出会い
ウィルチェアーラグビー日本代表、
リオパラリンピック銅メダリストの
池崎大輔さんと今井友明さんをお迎えしています。
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池崎大輔さん
1978年生まれ、北海道函館市出身。
2010年より日本代表としてご活躍されています。
子どもの頃の病気が原因で、
現在まで車椅子生活を送られています。
池崎さんは高校2年生の頃から、
車椅子バスケットボールをしておられました。
しかし、手にも障がいがあり、
中々うまくプレーができないと悩むことも…
そんな中、現在所属する「北海道ビッグディッパーズ」の
選手から誘いを受け、ウィルチェアーラグビーを始められました。
「バスケットは脊髄損傷とか足の切断とかで、
上半身はほとんど健常者と一緒何ですね。
だから、走る、止まる、ボールを投げる、
シュートをするなどはそれほど支障はない。
(対して)ウィルチェアーラグビーは、
四肢に障がいがある人を対象としてたスポーツなんです。」
「自分は四肢に障がいがあるので、
その障がいに合った競技ということで、
ウィルチェアーラグビーへの転向、
そこで世界を目指そうと決意しましたね。」
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今井友明さん
1983年生まれ、千葉県我孫子市出身。
2013年に日本代表に選出されています。
今井さんは中学3年生の頃、
プールの飛び込み事故が原因で、首の骨を骨折。
以来、首から下の機能が麻痺しているという状態です。
ウィルチェアーラグビーを始められたのは、
現在所属する「RIZE CHIBA」のカンノ選手に誘われたことがきっかけ。
それまでは車椅子ツインバスケットボールという競技をしておられました。
「(ツインバスケは)通常のゴールの他に、
低いゴールもあって、攻めるゴールが2つあるんですね。
なので、手の障がいに合わせて
攻めるゴールが決まっているっているのが、
ツインバスケットボールなんです。」
「(ツインバスケ)は日本発祥のスポーツで、
まだ日本でしか行っていないスポーツ何ですね。
なので、日本一までしかない。
僕がウィルチェアーラグビーを始めたきっかけは
世界で戦える、世界の選手たちと戦って
パラリンピックのメダルが目指せるっていうところですね。」
今夜の選曲:CISSY STRUT / METERS