2017年06月30日
食べ物をきっかけに地方と都市が交流する「ちよだいちば」の活動
NPO法人 農商工連携サポートセンター
代表理事の大塚洋一郎さんをお迎えしています。
大塚さんは、の屋上庭園の他にも「ちよだいちば」
という市場を運営しています。
「ここは地方の食べ物を都会の人に食べてもらうための
1番の出口となる場所なんですね。10坪ほどでとても
小さいところなんですが、とても面白いところなんです。
都道府県のアンテナショップってたくさんあるじゃないですか。
でも、都道府県のアンテナショップって消費者にとっては
広すぎるんですね。食文化的にはやはり市町村なんです。
ただ、市町村がアンテナショップを出せるかといったら
財政的に厳しい… だったらうちが小さいけれど、
全国の市町村のアンテナショップになろう!ってことで、
立ち上げたんですね。現在は1ヶ月ごとに市町村を
変えてお店の半分はその市町村の物産を、もう半分は
そのほかのという形で販売しています。
それと市町村の方にも1ヶ月4万で陳列できる棚を売って
ですね。販売できる環境を提供しています。」
「ちよだいちば」では1ヶ月に1度、
「ちょい飲み」というイベントを開催しています。
「ここは近くのOLさんが本当に多くてですね、
だいたいがリピーターが多いです。
1ヶ月に1度ですね、生産者、消費者関わらず参加できる
「ちょい飲み」というイベントを開催していまして、
お店の野菜を調理して、みんなで交流して
飲むといったイベントです。これがまたおかげさまで
好評なんですけど、キーワードは「交流」ですね。
地域の生産者とお店に来る消費者が
直接話して飲み食いをする。その大きなきっかけに
あるのが食べ物なんですね。私のやっていることは、
食べ物をきっかけに地方と都会の交流を進めるという
ことかなと改めて思います。」