2017年08月23日

世界でもトップクラス、天気予報の精度と国民の関心度

気象予報士の木原実さんをお迎えしています。

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天気予報におけるいわゆる長期予報は、
どの程度の範囲でわかるように?
木原さん「長期予報のことを聞きますか?(笑)
もちろん、明日 明後日のお天気に関しては物凄い確率で
当たるようになりましたし、1時間後とか30分後とかに
土砂降りになるよっていうのが当たるようになったんですね。
長期予報に関してはですね、我々もちょっと「ん? 」って
思うことがあります(笑) なので、3ヶ月予報とか、
この夏は? という予報もありますが、しっかりと注釈で
1週間予報や、1か月予報の方がより新しい予報になりますので
それを参考にしてくださいというのが書いてあるんですね。
相手は生き物なので刻々と変わるんですね。あくまでも気象庁は、
検証します。例えば9月までが夏ですので、この夏は
猛暑だったと出るのか、普通だったのか、
冷夏だったと出るのかはしっかりと計算で出ますので。」

日本の気象研究は世界でもトップクラス。
その背景には国民の関心度の高さがあるそうです。
木原さん「日本の気象研究は高いどころじゃないんですよ。
何しろ国民の関心度が高いです。こんなに天気を
気にしている国民はいないですよ。世界どこ見たって
桜いつ咲くかで血眼になっている国は無いですから(笑)
それから天気予報を一日に何回も出したりとかね。
こんなに気にしている国民性はないです。
やはり日本が農耕民っているのもあるんですけど、
四季の変化がはっきりしているっているのがあるんですね。
夏は暑いし、冬は雪振りますかね。こんなに低緯度の国で
こんなに雪が降る国ないですからね。春になれば桜が咲く。
ものすごく四季の変化に富んでいるんですね。なので、
みんなその四季の変化を先取りしたいし、
日々の服装も履物を変わるので天気を気にするんですね。」

今夜の選曲:MEDITATION(MEDITACAO) / FRANK SINATRA

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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