2017年10月25日

映画「キューティー&ボクサー」の制作秘話について

前衛芸術家、篠原有司男さんです。

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篠原さんと奥様でいらっしゃるアーティストの
乃り子さんとの日常を捉えた
ドキュメンタリー映画『キューティー&ボクサー』
この映画について教えてください。
乃り子さん「監督はザカリー・ハインザーリング
という白人の方なんですが、白人の方だからこそ
この映画ができたんだと思います。日本人だと、
牛ちゃんのところばっかりになってしまって、
この映画は(世の中から)埋もれていましたよ。
私は芸術として絵を描いていて、それを見た監督の
気持ちがグラグラと変わっていったんです。
最初は牛ちゃん中心にスポットが当たっていったんだけど、
それが私の「キューティ~&ブリー」を見せたら、
監督はショックで帰っちゃって
1ヶ月ぐらい来れなくなっちゃったの。
というのは、それを読んだら牛ちゃんのイメージがダウンして
ショックだったの。内膜を漏らしている物語だからね。
それで、(映画の)話は全然変わっちゃって、
男と女の憎しみの作品になっていったわけです。」 

今夜の選曲:COURANTE/CELLO SUITES NO.1 / YASUAKI SHIMIZU AND THE SAXOPHONETTES

staff| 19:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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