2017年11月06日
23歳で単身スペインへ。スペイン行きを決断したきっかけとは?
フラメンコギタリストの松村哲志さんです。
23歳でスペインに渡った松村さん。
そもそもスペインに行ったきっかけは?
松村さん「もともとはフラメンコギターを
やりにスペインに行ったわけではないんです。
というのも、当時住んでいた池袋のアパートを
引っ越すことになりまして、どこに引っ越そうかなと
考えている時に、友人からスペイン行った方が
いいんじゃないかと言われまして、2,3ヶ月して
やだったら戻って来ればいいじゃないかと言われまして…(笑)
で思い切ってスペイン渡ってみようと思って行ったんですね。」
「スペインに全く知り合いはいなくて、
言葉も全然わからなかったです。で、その時は
フラメンコのフの字も実はなかったんです。」
マドリードで滞在していたようですが、
どんな生活を送っていらしたのでしょうか?
松村さん「絵を描いたりして売ったりとか、
バーとかお店やカフェのロゴを描いたりとか、
あとは、当時タトューが流行っていまして、
そこら中にあったんです。それで日本人だっていうだけで、
日本語とか遠山の金さんみたいのとか描いていましたね。」
フラメンコギターを始められたきっかけは?
松村さん「絵を描いて個展とかよくやっていたんですけど、
3ヶ月に1回とかしか収入がないんですね。
それで、苦しくなってくる時期があるので、
なんとかしないといけないなというところで…(笑)
できれば日銭が欲しいと思った時に、外で弾いている
ミュージシャンを見て、これだったらできるかもと
思いましてて、早速ギターを買って路上演奏を始めてみたんです。
今夜の選曲:CAFE PALENTINO / 松村哲志