2017年11月21日

発祥の地トリニダード・トバゴでの修行生活とは?

ハンドパン制作の第一人者 園部良さんをお迎えしています。

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園部さんがハンドパン制作を始められる前、
最初はスティールパンの制作を学びに発祥の地
トリニダード・トバゴへ行かれました。
行こうと思ったきっかけは?
園部さん「(当時)大学生だったんだけど、
世の中があんまり面白くなかったんですよ。
周りの浮かれている友達やら世間やらが、
いやでしょうがなく、まぁ逃げ出したって言えば
大げさですけど、知らない場所に行ってみたかったですよね。」

実際にトリニダード・トバゴ行ってみた感想は?
園部さん「楽しかったんですよね。初めての海外旅行って
こともあって、全てがワクワク感でですね、ハプニングも
あったけどそれも良しって感じでした。
言葉は、訛りがすごい強いですけど、一応英語なので、
カタコトですけど英語で話していました。
最初はスティールドラムを作っているところを
みたりとか、バンドの練習風景を見たりとかしていましたね。
でもスティールパン作っている人のところにいったんですけど、
最初はすごい断られちゃって… 写真一枚撮れせてもらえなくて…
それで1回目はそれで帰ってきたんですけど、
2年後にまた行ったんです、その時は大学も見切りつけてやめて
アルバイトで100万円貯めて、今度こそはティールパンの
作る技術を身につけて帰ってくるぞって思いで行くんですね。
でもやっぱり最初は現地の人には嫌がられたんですけど、
ドラム缶をその辺から見つけて持ってきてこれで教えてくれ! と
半分強引に行っていました(笑)…
そしたら見ているだけならいいぞってことになって
見習生にしてもらったんです。」

「ある時、その見習いで受け入れてくれていたところの
先生が捨てられていたスティールパンドラムを持ってきて
いたんですけど、それを見よう見まねで、
自分で作っていたんです。そしたらなんか音が作れるように
なっていたんですよね。それでスティールパンのチューナー村
だからたまにチューナーする人たちがよく来ていたんです。
で僕がチューニングするのをみんな見て、関心してくれたようで、
「お前すごいな」ってちやほやされ始めちゃってですね、
一回、ドラム缶を壊して再度チューニングしてみると
それも音を作れちゃったんですね。
そしたらもういいんじゃないか?ってなって
「お前日本で1番だぞ」ってなって認められたんですね。」

今夜の選曲: I WANT YOU BACK / ESSO TRINIDAD STEEL BAND

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くりらぼ多摩川 町工BAR
Vol.20 製作者と奏者、生み出す世界

日 時: 11/29(水)19:00~20:30 OPEN18:30
参加費: 1000円(ワンドリンク・おつまみ付) ライブは投げ銭
定 員: 30名(先着順)
会 場: くりらぼ多摩川・工場棟
詳細URL:http://www.o-2.jp/mono/lab/pdf/20171129_BAR_20.pdf
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staff| 19:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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