2017年12月20日
地域の素晴らしさを発見するには、”よそ者”の力が重要?!
今週は、ローカルジャーナリストの田中輝美さんをお迎えしています。
先日、田中さんの新著『関係人口をつくる』が出版されました。
その中に、地方のお年寄りが自分の街に”誇り”を持てなく
なってきていると綴られていますが、これについて教えてください。
田中さん「ずっと人口が減ってくる中で、地方の人たちは
傷ついているっていうのを私も思っていまして、この地域に私も
住んで良かったと中々思えなくなってしまっていて、
何もなくてつまらない地域だと思い込んでしまったり、
思い込ませれている節があります。」
地域の人々に“誇り”を持ってもらうにはどうしていけば?
田中さん「ひとつは関係人口にも関係してくるんですが、
“よそ者”の力ですね。人が出て行ってしまうことが
当たり前になってしまっている人たちに「俺たちの
地域素晴らしい!」っていうのは難しいですが、
“よそ者”、外のたちがやってきて、「この地域はこんなに
水が美味しいじゃないですか!」とか「景色綺麗じゃない
ですか!」って新しく発見して伝えてくれることで、
地域の人がそうだなと再発見してもらうって効果が
大きくてですね、”よそ者”は新鮮な感動を伝えてくれるので、
これからは”よそ者”が大事になってくる。”よそ者”を積極的に
取り込める地域が元気になってくるのかなと思います。」
今夜の選曲:NEKO BOOGIE(VU JA DE VER.) / 細野晴臣