2018年01月15日
予約なしでは中々買えない! 老舗パン屋のブームのきっかけとは?
今週は、浅草・田原町のパン屋・ペリカンの
4代目店主 渡辺陸さんをお迎えしています。
まず渡辺さんのお店、”ペリカン”をご紹介いただけますか?
渡辺さん「うちはパン屋としては老舗と言われるんですが、
現在までで創業75年となりました。ただ、75年は浅草の中だと
老舗のうちには入らなくて、100年、200年のお店がたくさん
ありますので全然浅草の中だと、老舗とはあまり言えないんです。
一応紹介して頂くときには、 “老舗のパン屋さん”ということで、
紹介されます。パン屋さんとして珍しいのは、
食パンとロールパンだけの2種類に絞ってやらせて頂いております。
収録時は、焼きたてパンを持って来て頂きました!
1日どれぐらいの量を作られているんですか?
渡辺さん「1日、食パンで言ったら、500本とか、
400本以上は必ず作っていて、
ロールパンは、約4000個は作っています。
(スタジオに持って来たのは)、2斤の食パンになります。
こちらは1つ760円(税込)です。半分に切ってある1斤の食パンが
皆さん1番買われていて、こちらは380円(税込)になります。
見た目も小さくて可愛いですし、手頃なので買って行くお客さんは
多いですね。特にお土産で買われる方が多いです。
最近は予約無しでは中々買うことができないとお聞きしましたが、
いつ頃から、こんな人気になってこられたのでしょう?
渡辺さん「きっかけは、90年代の前半ぐらいに、
アド街ック天国(テレ東)に出させて頂いたことが大きかったかも
しれないです。ちょうどバブルが終わったぐらいですね。
バブルの時が1番調子悪くて… 多分味覚も
派手なものが好まれて、クロワッサンとか華やかなものが
青山とかに出てきていて、そもそも浅草にあまり人がいない
時期でもありました。でも最近では、スカイツリーが
できる前ぐらいから、人が溢れるようになってスカイツリーの
影響は本当に凄かったですね。」
今夜の選曲:GET UP AND GET IT / JACKIE MITTOO