2018年03月26日
「日本オオカミ協会」設立のきっかけとは?
今週は一般社団法人 日本オオカミ協会
会長の丸山直樹さんをお迎えしています。
まず丸山さんが会長を務めている
「日本オオカミ協会」はどういった経緯で
設立なさったのでしょう?
丸山さん「これは1988年にポーランドで野生動物の
国際学会がありまして、エクスカーションで
ウクライナの国境地帯まで視察に行ったんです。
そしたらたまたま、オオカミに出会ったんです。
私もそれまではオオカミを見たことがなかったので
ビックリしたんですが、商売柄、野生動物の研究を
しているもんですから、なんで日本にはシカはいるのに
オオカミはいないのだろうかと考え始めたんです。
それで絶滅したとはいえ、日本にもオオカミって必要なのでは?
と思いまして、オオカミ復活を目的にした団体を設立したんです。」
日本でオオカミはいつ頃までいたのでしょう?
丸山さん「公的な記録だと1905年です。
それが最後で奈良県の東吉野村で捕獲されたのが
オオカミに違いないという日本の記録ですね。」
「(元々)オオカミは、北米で生まれまして、
コヨーテと別れたんです。なので、
コヨーテとオオカミは元々一緒の種だったんです。」
今夜の選曲:LA BAMBA / LOS LOBOS