2018年04月12日
お二人からリスナーへ 熱いメッセージ
今週は、先日 丸ビル1階 マルキューブで行われた
公開収録の模様をお届けしています。
ゲストは、百獣の王武井壮さんと
車いすアスリート廣道純さんです。
お二人からこの放送を聞いている
リスナーへメッセージをお願いします。
武井さん「21世紀のスポーツは盛り上がりを見せていて
多くの子どもたちはそこに夢を持って進むと思うんですけど、
でもトップに立てる選手、1位になれる選手は
1人しかいないんですよね。レベルが上がれば、
その分ヒエラルキーの大きさは大きくなるわけで…
スポーツをやる子どもたちが増えれば増えるほど
スポーツで人生が上手くいかないと思う人が増えるのも
事実だと思うんです。なので、僕の同世代や、働く世代の
仲間たちへのメッセージになるんですけど、
自分の人生をより楽しく、輝かせるための力を大人になっても
磨いてほしいと思います。お仕事をしていても必ず、
今持っていない、知識だったり、経験だったり、技術を磨く
ことはできると思います。パラアスリートの皆さんも
ほどんどの方が働きながら競技をやられると思ますし、
そういうところがパラアスリートの強さで魅力だと思っているので、
その選手たちが世界で戦っている姿とか、
僕が芸能界で働きながらスポーツを磨いて
新しい夢を叶えてく姿を見て頂いて、
俺たちもできるなと!思ってほしい。
そしたら自分たちも夢を1つひとつ叶えて頂いて、
それを見た子どもたちが頑張ってみようと思えるように。
同世代の皆さんと一緒に自分の人生をより広げる力を
子どもたちに見せていきないなと感じています。」
廣道さん「1回しかない人生、誰もが必ず最後は
死ぬんですよね。死んでしまうし、いつ死ぬかというのは
誰にもわからない状況でみんなが毎日を生きている中で、
死んでしまう友達がいたり、家族いたり…
見ず知らずの人がどこがで死んでいたり… という中で
今自分は生きているということを、僕は常に高校1年生の時に
バイク事故を起こした時から、“今日も生きているんだ” と
目を覚ました時に必ず確認するように心掛けているんです。
死んでしまっていたはずなのに… 死んでしまった人がいるのに
自分は生きている。だから、死ぬまで目一杯生きなければと
思って毎日過ごしています。そこにたまたま打ち込むものが
車いすのレースだったというだけで、レースをやめてしまったら
他の何かを見つけると思うし、もっと家族との時間をと思ったら
レースをやめて家族の時間を優先すると思うし…
1度しかない人生を100%全力で突っ走るということですね。」
今夜の選曲:DREAM AS ONE / SARAH ALAINN