2018年04月18日
空間プロデュースで地方創生! 街を輝かせる村松流のブランディング力とは?
今週は株式会社NAKED
代表取締役 村松亮太郎さんをお迎えしています。
村松さんは近年、地方創生にも力を
注がれているということですが、
例えば、長野県阿智村のブランディングは
どういったものだったのでしょう?
村松さん「元々はマッピングをやりたいという
話だったんですが、色々聞いていく中で、
この場所を“星の村”してほしいということだったんです。
それに気づいてからは、マッピングイベントを
1回やるという話ではなくて、
どうやってこの場所を星の村として育つかを
一緒に考えていった感じですね。」
佐賀県の県庁もプロデュース
されたと聞きましたが、これは?
村松さん「佐賀県に関しては県庁を遊べる
県庁にしようということしました。
でもマッピングをやりましょうといっても
一過性のもので終わってしまう。そうなると
街のブランディングになっていかないということで、
“光るアート県庁 SAGA”って企画をやりました。
県庁が光るんだと。そこにカップルなんかが行く。
そんな県庁ないよねって。そんなことをしたら
面白いんじゃないかと思ってやったんです。
これは、2年ぐらい前にやりまして、
今はもう名所化しています。
やっぱり民と官って遠いじゃないですか? だけど、
県庁に遊びに行くって副産物もたくさんあると思っていて、
県庁がすごく近いものになるということも起こると思うし、
連れて行く場所が県庁っていうのはシビックプライド的な
ことも含むし、県庁から佐賀の夜景、すなわち自分たちの
街を見せるわけですから、単にマッピングイベントをやるとは、
全く価値に違うことだと僕は思うんですね。
なので、文脈を作るというのは、
重視しているかもしれないです。」
今夜の選曲:YELLOW SUBMARINE / BEATLES