2018年05月09日
グッドデザイン金賞を受賞した「東北食べる通信」について。
今週は株式会社ポケットマルシェ 代表取締役
高橋博之さんをお迎えしています。
高橋さんは、ポケットマルシェを作られる前に、
食べ物付き情報誌「東北食べる通信」を発行されています。
冊子に登場する生産者が作った食べ物をセットにして
月額2580円で提供。契約者はどのくらいいたのでしょう?
高橋さん「上限1500人にしていました。一時は1500人以上を越えて
300人待ちみたいなこともありました。今は1200人ぐらいですかね。」
食べ物はどのくらいの値段の物がつくのでしょう?
高橋さん「食材原価は600円です。送料が800円〜900円。
それを2500円で売っているので、阿漕な商売と言われるんですが、
いや違うと言いたい。毎月現場にいって生産者の特集を
8000字書いているんですね。8000字、農家とや漁師から
聞き出すって、酒も飲まなケラばいけないし、信頼されなければ
いけないので、相当手間をかけて通って関係作って
16ページにまとめているんですね。それでも半年継続率
90%で解約率も月間2〜3%でずっと推移しています。
600年の原価に乗せた価値は何かというと、やっぱ食べ物を
裏側の物語と情報と、あとは農家や漁師と
コミュニケーションできるというのが付加価値に
なっていて高いと思われていないんです。」