2018年05月24日

世界で注目されるお宝 “刀装具” の素晴らしさについて

今週は日本刀文化振興協会・特別研究員の
生田享子さんをお迎えしています。

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今週通して、“刀装具”にフォーカスしてお話してきましたが、
世の中的には、この魅力はどれほど伝わっているのでしょう?
生田さん「“刀装具”になぜこれまでスポットが当たらなかったかと
言いますと、例えばエジプトの古代美術は、
皆さんがエジプトに行って見たからではではなく、ルーブルだったり、
大英美術館で展覧され、皆さんの目に触れることに
よって広く素晴らしさを知ったという背景があります。
ところが“刀”と“刀装具”といったものは、お家の宝、
武士の魂でしたので、身分制度が無くなる第2次世界大戦後までは
皆さん決して手放さなかったんです。なので、こうした素晴らしいものが
人々の目に触れる機会がなかったというわけなんです。
特に世界では一級品の“刀装具”というのはほとんどなかったです。
ただ、今は色々目に触れる機会が増えてきた中で、
私が所属している国際刀装具会があるように、
世界中のコレクター注目しだしているんです。」

今夜の選曲:THE MAN WHO LOVED BEER / DAVID BYRNE

staff| 19:52 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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