2018年08月20日
リオオリンピックの卓球台で注目! その製造会社のこだわりとは?
今週は、株式会社三英 代表取締役社長 三浦慎さんをお迎えしています。
2016年 リオオリンピックの卓球で
使用されていた卓球台が三英の
製品『infinity』でした。
これについて教えてください。
三浦さん「昔(発足当時)の天板はグリーンだったのですが、
1991年の幕張の世界選手権からブルーになったんです。
それを1番最初に出させて頂いたのが私たちどもの会社でした。
(infinityは)デザイン的に目立つものを狙ったわけではなくて、
リオへ通っていて、製品のコンセプトをどんなもので
いこうかと悩んでいるうちに、木の製品でいこうとか、
板の色をブラジルっぽいグリーンに
変えていこうとか決めていきました。
ただし、昔の暗緑色の台には戻りたくないということで、
その中間的な色を作らせてもらったというわけです。」
『infinity』の足の部分には社会貢献も?
三浦さん「デザインしている時に、2011年の
震災がありまして、東北ではかなり被災された方が
おられました。そういった方々の支援もなんとか
できないかということで。元々木製の足を作ろうとは
していたんですけど、その木を震災エリアの木を
使おうということで、岩手県宮古市のブナを使用しています。
今夜の選曲:COOL IN THE POOL / HOLGER CZUKAY