2018年10月16日
若手アーティストの育成と支援、片岡鶴太郎にとっての芸術家とは?
俳優で画家の片岡鶴太郎さんをお迎えしています。
三菱商事の社会貢献活動のひとつに
「アート・ゲート・プログラム」があります。
先月、第40回のチャリティーオークションが開催され、
鶴太郎さんはゲストとして
アートパフォーマンスを披露されたんですよね。
片岡さん「日本画って言っても日本人は
あまり日本画がどういうものか知らないんですよね。
では、日本画というのはどういうものかというのを
みなさん方の前で、絵の具の作り方から、墨、
どういう風に描くのかというものをやらせて頂いたんです。
日本画の定義というのは、岩絵具や水干絵具を
膠で溶いたものを日本画というんですね。
絵の具も一緒なんです。そんな話をしながら、
みなさま方の前でその日は蟹を書いたんです。
なぜ蟹を描いたかというと、その日は若手の皆さんの前でしたから、
これからはお金とか名誉とかそういうものに
一切目を向けず、自分の信じる方にとことん行ってくださいと。
蟹というのは、生涯10数回脱皮をするんですね。
でも誰がなんと言おうと、蟹は横にしか動けないんです。
蟹は横行君子とも言われている。つまりどんなことがあっても
お金や名誉などには屈せず、歩んでいく、
芸術家たるもの何回も脱皮して自分の歩く道を行きなさいと。」
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画業25周年・芸能生活45周年記念
片岡鶴太郎展「顔～faces～」
会期：2018年12月27日(木)～2019年1月14日(月・祝)
会場：松屋銀座 8階イベントスクエアにて開催
詳しくはコチラ
URL：http://kataoka-tsurutaro.com
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今夜の選曲：BLONDE IN THE BLEACHERS / JONI MITCHELL