2018年12月05日
西アフリカの国・ブルキナファソの「人と音楽」について
サックス奏者の仲野麻紀さんをお迎えしています。
著書『旅する音楽―サックス奏者と音の経験』
最初に「原点に立ち返る」として書かれてあるのが
「ブルキナファソ/バンフォラ」。
これについて改めて教えていただけますか?
仲野さん「今はブルキナファソっている
国名になっているんですけど、
もともとはオートボルタっていう国名だったんです。
要するに1960年代にアフリカのいろんな暗黒時代が
終わって、独立するようになるんですね。
その中でもちょっと特殊なのが、
ブルキナファソ(オートボルタ)で、
トーマス・サンカラという人が革命を起こしたんです。
アフリカのチェゲバラと言われているんですが…。
ブルキナファソというのは、あっちの言葉で、
精霊の人間、人々、という意味があるそうなんです。
人を弔う為に演奏するミュージシャンと
フランス演奏したのがきっかけだったんです。
私たちはビックバンドのメンバーとして演奏したんですが、
そのあとに、私は彼らのブルキナファソの土地に
行ってみたいなと思って行ってみたんです。」
今夜の選曲:ブルキナワ / 仲野 麻紀